<1> ゲンノショウコ(現の証拠) ヤマトシジミ(大和小灰蝶)
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所用の帰り、リュックに忍ばせていたミラーレスカメラを首にかけてそぞろ歩き。
ところが、歩き出して間もなくぱらぱらと降り出してくる。
たいした雨ではないけれど、機材が濡れるのは困るので、折りたたみ傘を差す。
ゲンノショウコの赤花を見つける。撮っていると、いいタイミングでヤマトシジミが来る。
カマキリが変な格好で草にしがみついている。よく見ると、蜘蛛の糸が身体に幾筋かからんでいる。
糸の先をたどると、ちいさなクモがいて、じっと様子をうかがっている。
獲物にしてはあまりに巨大すぎる。へたをすれば、自分が喰われるかも知れない。
双方ともちょっと困ったことになったな。という空気感がつたわってくる。
雨にぬれた植物は生き生きとして見える。
ヘクソカズラの美しいこと。
ホトトギスにコウヤボウキ。秋の気配に目覚めたのか、もう花をつけ始めている。
マキエハギのちっこい花、たくさん咲いてはいるがいい子がいなくて思うように撮れず。
それでも、ふんわりとした佇まいが捨てがたくて、また撮る。
最近は雨模様の天気ばかり。雨が止んだかと思うと、またしょぼしょぼと。そして時には不意の豪雨。
これまではすぐに撤収していたが、軽量なミラーレスカメラを入手して、小雨ならさして苦にならなくなる。
楽しみがすこしでも増えるのは嬉しいことである。
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