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花はすでに見ごろを過ぎているものが多かった。
茎が折れて地面すれすれのところで揺れている。
この日、風がつよく、シャッターボタンを押そうとして何度もやめることがあった。
由来を調べてみたら、原産地は日本ではないという。
古い時代に中国から渡って来たもので、日本で野生化しているからその名がついたと、訳のわからぬことが記されていた。
単にスイセンでもいいのだろうが、スイセンにもたくさんの種類があるので、これまでニホンズイセンの名を用いてきた。
寒い雪の中でも花をつけることからセッチュウカ(雪中花)という呼び名もある。こちらの方がセンスがよい。
この花は毎年撮っているが、手ごわい。
光が当たっていると白飛びしやすくなるし、日陰ではこの花の美しさが出にくい。
木漏れ日のような柔らかい光がいいと思うが、この場所はまともに光が当たっていて、大幅にマイナス補正をしながら撮った。
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