<1>

<画像をクリックすると拡大表示されます>
葦原でパキパキという音がする。
オオジュリンの姿が垣間見える。
何せたくさんの茎があるから、撮るのは難しい。
茎のてっぺんに登ってくれるか、外側の茎に留まるかしてくれないと撮りようがない。
立ち止まってしばらく見ていると、オオジュリンが茎についた虫をつついている。
食べているのはカイガラムシの仲間である。
この虫はヨシの茎と葉鞘との間にいる。
そこで、首をくねらせ力を込めて葉鞘をはぎ取る音があちこちで聞かれるという次第。
この葦原にはセッカもスズメもホオジロもやって来る。
枯れてしまって精彩のないように見える葦原だが、冬の鳥たちの命をしっかりと支えているのである。
はや大晦日。明日からは新しい年。
急流を駆け下るようにものすごいスピードで歳月が流れていきます。
1年間、つたないブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
また励ましのコメントをたくさんお寄せいただき、感謝にたえません。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。
More→続きはこちら