身近な自然を撮る:虫・その他の小さな生き物
2022-11-01T16:44:05+09:00
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移ろいゆく季節の中で身近な鳥や花や昆虫などを撮ります
Excite Blog
激しく美しく ツマキチョウ(褄黄蝶)
http://asitahuku.exblog.jp/240916775/
2021-04-06T21:48:00+09:00
2022-11-01T16:44:05+09:00
2021-04-06T21:48:02+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<クリックすると拡大表示され、再度クリックすると元の大きさに戻ります>
ツマキチョウは春早い時期に現れてすぐに姿を消してしまう。儚い幻の蝶。
出会えるかな。と思って地元の観察園へ出かけてみる。
ここにはよく似たスジグロシロチョウもいて、飛翔時には見分けるのが難しい。
ただ慣れると見分けがつく。明らかに身体がちいさい。前翅の先端<褄ツマ>がとがっている。
♂にはそこにちょこんと黄の模様がのっている。褄黄の名の由来はここから。
その可憐な風貌がカメラマンに好まれているが、撮影は難義する。
とにかく飛び回っているばかりで撮影のチャンスがめったに訪れない。
昨年から撮影方針を転換して、留まるのを待つのではなく飛んでいる姿を追うようにしている。
何度も何度も試みて、そのうちまぐれで撮れたりするからだ。
1度うまくいくと次もうまくいくような気がして楽しくなる。
蝶の♀の争奪戦は激しい。♂は♀に対して、うんざりするほどしつこく求愛を繰り返す。
留まっている♀のもとへ♂がやってくる。しかもそこへ種の違う複数の♂も加わったりする。
身体のちいさいツマキチョウが倍ほどのスジグロシロチョウ2頭を相手に奮闘している。
♀はすでに身ごもっているのか微動だにせずじっと堪えている。
難が去るをひたすらやり過ごそうとしているようにみえる。
で結局、♂たちは受け入れてもらえないことを悟り、やがて去って行く。
彼等は限られた期間の中で出会い、ひとときの恋をして産卵する。
翌年には春を告げる使者となってまた野を飛び回る。そうやって脈々と命の環が回る。
画像をみてみると皆必死の形相をしている。それはそれは激しく美しい限り。
何のために生きるのか。という問いや疑問などまったく存在しない。
そこにはその時々を身を削って懸命に生き抜こうとする神々しさがあふれるばかりだ。
<2> 同上
<3> 同上♂
<4> 同上
<5> 同上
<6> 同上
<7> 同上
<8> ツマキチョウ♂ スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)
<9> ツマキチョウ♂♂
<10> 同上
<11> ツマキチョウ♀♂
<12> 同上
<13> 同上
<14> 同上
<15> 同上
<16> 同上
<17> 同上
<18> ツマキチョウ♀♂ スジグロシロチョウ♂♂
<19> 同上
<20> 同上
<21> 同上
<22> 同上
<23> 同上
<24> ムラサキハナナ(紫花菜)
<25> 同上
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憧れのギンヤンマ(銀蜻蜒)
http://asitahuku.exblog.jp/240524284/
2020-08-13T20:32:00+09:00
2020-08-13T20:32:58+09:00
2020-08-13T20:32:58+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<クリックすると拡大表示され、再度クリックすると元の大きさに戻ります>
トンボの中でもっとも憧れるのはギンヤンマ。
その思いは子どもの頃から変わず今も抱き続けている。
頭と胸が黄緑色。エナメルで塗ったような艶がある。
その緑を塗り重ねた深い色合いに息をのむ。
オスメス共に腹部裏側に銀白色の模様がある。それゆえギンヤンマと呼ばれる。
オスの腰は空色で遠くからでも確認できる。メスは黄緑色。ごく希にオスと同色。
今回撮影した連結飛行のメスの腰が空色っぽくみえる。
多分光の当たり方によるものだろう。もし同色なら嬉しい限り。
昆虫少年だった頃、ギンヤンマは容易には手に入らない存在だった。
捕虫網を振り回すとついとよけられる。
何度挑戦しても人を小馬鹿にしたように直前で回避される。
水面を高速で飛翔する姿をあきらめ顔で眺めるばかりだった。
悔しいというより美しいものへの憧憬といった気持ちがつよかった。
眼前を飛んでいくギンヤンマを目にすると、あの頃の熱い思いが蘇る。
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<13> 偶然にも鯉の姿が写り込んでいた
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大威張り キマダラセセリ(黄斑挵蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/240414631/
2020-06-27T18:52:00+09:00
2020-06-27T18:52:11+09:00
2020-06-27T18:52:11+09:00
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虫・その他の小さな生き物
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アカメガシワの蜜をキマダラセセリが大威張りで吸っている。
池の上をトンボたちが飛び交う。
すれ違いざま、大型のトンボが威嚇する。
昆虫の中でもトンボはかっこいい。
チョウが小回りのきくヘリコプターなら、トンボは戦闘機のようだ
一方は蜜を吸い、他方は攻撃的な肉食。
アカボシゴマダラはすっかり日本の風土に馴染んだようだ。
初夏の湿った空中をふわふわと飛ぶ。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上
<5> オオヤマトンボ(大山蜻蛉)
<6> ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
<7> ギンヤンマ(銀蜻蜒)
<8> コフキトンボ(粉吹蜻蛉)
<9> アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)
<10> 同上
<11> 同上
<12> 同上
<13> コクワガタ(小鍬形)♀
<14> オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)♀
<15> ムラサキシジミ(紫小灰蝶)
<16> 同上
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はかなく可憐 ツマキチョウ(褄黄蝶)
http://asitahuku.exblog.jp/240215791/
2020-03-31T13:13:00+09:00
2020-03-31T13:19:03+09:00
2020-03-31T13:13:03+09:00
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虫・その他の小さな生き物
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<3月26日撮影>
今年は発生が早い。
久しぶりに近くの自然観察園をのぞいてみる。
すでにツマキチョウがあちこちで飛んでいる。
春先のわずかな期間だけに現れる。儚く可憐な蝶。
褄(ツマ)とは端のこと。オスは翅の先端が鮮やかな橙黄色。
たくさん見られるのだが、なかなか留まらない。
待って待って、ようやくムラサキハナナに留まる。息を止めてぱちり。
モンシロチョウよりひと回りちいさいが、飛んでいるときには見分けがつきにくい。
眼前を横切ると、ちらりと黄が見える。オスだとわかる。
留まるのを待っていてはいつまでたっても撮れない。
そこで、カメラの設定を変える。
飛んでいる蝶はちいさくて、捉えにくい。
それでも、無理くり撮りまくる。
留まっている姿はほとんど見られないが、飛んでいる姿はそこら中目につく。
複数で絡まりながら飛んでいる光景にもレンズを向ける。
当たるも八卦当たらぬも八卦のやけっぱち。
PCに取り込んでみると、けっこう撮れている。
カメラの進化がすごいのだろう。あはは、腕がすごいということはない。
去年より歩留まりがいいのは慣れとすこしコツをつかんだから、といえよう。
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ホバリング自在 ホシホウジャク(星蜂雀)
http://asitahuku.exblog.jp/239592999/
2019-09-25T22:08:00+09:00
2019-09-25T22:08:08+09:00
2019-09-25T22:08:08+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<1>
<クリックすると拡大表示され、再度クリックすると元の大きさに戻ります>
ホシホウジャクがハナツクバネウツギの垣根に来るのをよく見かける。
そんなときに限ってカメラをもっていない。
今回は運よくカメラをもっていた。
3頭来ている。
しかしながら、動きが素速くてファインダーの中に捉えられない。
去年も撮ったがこんなに速かったか。
年々視力も落ちるし腕も落ちる。
こちらの不機嫌さも知らずに、奴は長くてしなる口吻を花先に差し込む。
慌ててカメラで追う。
ところがもういない。同じ所に2秒もとどまっていない。
ツリフネソウの群落で3,4頭見つける。
ここでも大苦戦。参った。
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虫が少ない ヤマトシジミ(大和小灰蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/239547027/
2019-09-06T16:24:00+09:00
2019-09-06T16:24:35+09:00
2019-09-06T16:24:35+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<クリックすると拡大表示され、再度クリックすると元の大きさに戻ります>
今季虫が少ない。
といっても最近歩き始めたばかりなので自然界の状況がよくつかめない。
最近の私のごく狭い行動範囲に限ってみると、チョウもトンボもカマキリも出会いが少ない。
どうしたことだろう。変な気象つづきでダメージを受けたのか。
いや、いることはいる。ただ種類も数も少なく感じる。
野道を歩くとイナゴがぴょんぴょん飛び出して、ショウリョウバッタなど大ジャンプして、つい追いかけてしまう。
そうした状況が少なすぎる。
注意深く見ていかないと、カマキリが見つけられない。
チョウもそうだ。とくに黒色系の大型アゲハが乏しい。
クサギの花にこぞってやって来る姿をあまり見かけない。
珍種を求めているのではない。ごく身近な虫をたくさん見たいのだ。
原っぱや林で賑やかに歌い踊る。そんな虫くんたちに囲まれていたい。
彼等を日常の光景のひとコマとして写し撮る。
ほんとうの美しさや真実はそんなありふれた中にひそんでいるのではないか。
私はそう思っている。
<2> ヤマトシジミ(大和小灰蝶)
<3> 同上
<4> ミツバチ(蜜蜂) フジカンゾウ(藤甘草)
<5> ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋蝶)♂
<6> ヒメタテハ(姫蛺蝶) キツネノマゴ(狐の孫)
<7> ナツアカネ(夏茜)
<8> 同上
<9> オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)♂ キツリフネ(黄釣舟)
<10> カマキリ(蟷螂)の仲間
<11> ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋蝶)♀
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おらが季節 オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)他
http://asitahuku.exblog.jp/238606155/
2018-06-17T18:41:00+09:00
2018-06-17T18:49:40+09:00
2018-06-17T18:41:16+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<画像をクリックすると拡大表示されます>
梅雨のじめじめが続くも、久しぶりに薄陽がみえる。
池の水面をトンボが飛ぶ。ときどき衝突。
縄張り争いがはげしい。同じ仲間でも異種間でも。
ここではウチワヤンマが最も巨大で最も強い。
けれども、他のトンボたちも懸命だ。
チョウのように長くは争わない。一瞬からまり、すっとわかれる。
チョウとちがって直線的で速い。カメラでなかなか追い切れない。
目の前でオオシオカラトンボががしゃがしゃと音をたてて、合体。
そのまましばらく飛行して、離れる。
♀は湿地の水面に腹部の先端をいくども打ち付けて産卵。
♂は産卵を邪魔されないように辺りに目を光らせてホバリング。
なかなかいい光景だ。
ファインダに姿を捉えてシャッターを切り続ける。
<2> カマキリ(蟷螂)
<3> ヤブキリ(藪螽蟖)
<4> ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)未成熟♀
<5> スジグロシロチョウ(条黒白蝶)
<6> 同上
<7> オオシオカラトンボ ♀
<8> 同上 左♀ 右♂
<9> 同上 上♀ 下♂
<10> 同上 交尾
<11> 同上 ♂
<12> 同上 ♀産卵
<13> コフキトンボ(粉吹蜻蛉)♀
<14> コシアキトンボ(腰空蜻蛉)♂
<15> ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
<16> 同上 コシアキトンボ
<17> コムラサキ(小紫蝶)
<18> ミドリシジミ(緑小灰蝶)
<19> カノコガ(鹿子蛾)
<20> クロアゲハ(黒揚羽蝶)
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蝶三昧 テングチョウ(天狗蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/238545229/
2018-05-26T21:37:00+09:00
2018-05-26T21:37:43+09:00
2018-05-26T21:37:43+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<画像をクリックすると拡大表示されます>
今季、テングチョウによく出会う。
この蝶は名前のとおり頭の先がとがっていて天狗の鼻を思わせる。
成虫のまま冬を越し、翌春産卵する。
この日出会った個体は多分羽化したばかりではないかと思う。
まるでステルス戦闘機のような体形で素早い動きをする。
ソバ畑を飛び回り吸蜜を繰り返している。
連写していると、その間に飛び立ち、動きものがいくつか撮れる。
ミドリシジミは2頭しか見つけられなかった。
待っていると、幸い2頭とも開翅。
光の当たり方がよくなくていまひとつ耀きは得られなかった。
2時間足らずで、これだけの出会いには満足。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上♂
<5> 同上
<6> ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)
<7> 同上
<8> ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)♂
<9> キタテハ(黄立羽蝶)
<10> 同上
<11> 同上
<12> テングチョウ
<13> 同上
<14> 同上
<15> ルリシジミ
<16> モンシロチョウ(紋白蝶)
<17> 同上
<18> テングチョウ
<19> 同上
<20> 同上
<21> 同上
<22> 同上
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待ちぼうけ ツマキチョウ(褄黄蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/238443481/
2018-04-05T20:26:00+09:00
2018-04-05T20:26:51+09:00
2018-04-05T20:26:51+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<画像をクリックすると拡大表示されます>
今年は開花時期が早い。それに伴って蝶の発生も早いようだ。
4月早々ツマキチョウが飛び交っている。
春の妖精といわれるツマキチョウ。モンシロチョウよりひと回りちいさい。
前翅の先がブーメランのように曲がり、♂はそこをオレンジに染めている。
出現期間はわずか2,3週間。5月初旬には姿はもうみられない。
翌年の春まで10ヶ月間、蛹で過ごす。
今年はたくさん発生しているらしく、よく目にする。
ところがどっこい。めったに花にとまろうとしない。
花にはよく近づく。とまるかな。とまれ。そう念じるが、すげなくいってしまう。
花の前で待ちぼうけ。待ちくたびれてあきらめることがよくある。
そんなわけで、まだ思うように撮影できないでいる。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上
<5> 同上
<6> 同上
<7> キチョウ(黄蝶) 越冬態:成虫
<8> 同上
<9> テングチョウ(天狗蝶) 越冬態:成虫
<10> 同上
<11> ベニシジミ(紅小灰蝶) 越冬態:幼虫
<12> ルリタテハ(瑠璃立羽蝶) 越冬態:成虫
<13> 同上
<14> スジグロシロチョウ(条黒白蝶) 越冬態:蛹
<15> 同上
<16> 同上
<17> トラフシジミ(虎斑小灰蝶)越冬態:蛹
<18> 同上
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虫尽し アオスジアゲハ(青条揚羽蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/237382886/
2017-07-29T19:02:00+09:00
2018-06-30T16:59:38+09:00
2017-07-29T19:02:48+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<画像をクリックすると拡大表示されます>
40日ぶりの撮影はいささか戸惑いがある。
バス電車を乗り継いで40分ほどの大規模公園へ。
汗が目に入ってかなわない。
年を喰って肉の衰えは仕方がないが、感性だけは鈍らせないように心がけできた。
しかしながら、肉も感性も衰退していることを感じてしまう。
写真に限っていえば撮らないものが増えてきている。以前のような鮮度を保てなくなっているのだ。
いつしか撮るものがなくなってしまうのではないか。
そんな懼れを抱きながらぽくぽく歩く。
<2> ルリタテハ(瑠璃立羽蝶)
<3> アオヤンマ(青蜻蜒)
<4> コシアキトンボ(腰空蜻蛉)
<5> コフキトンボ(粉吹蜻蛉)♀
<6> クマゼミ(熊蝉)
<7> ヤマトシジミ(大和小灰蝶)
<8> 同上
<9> ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)
<10> キツネノカミソリ(狐の剃刀)
<11> アオスジアゲハ(青条揚羽蝶)
<12> 同上
<13> ハス(蓮)
<14> コミスジ(小三条蝶)
<15> チョウトンボ(蝶蜻蛉)
<16> ベニシジミ(紅小灰蝶)
<17> クロアゲハ(黒揚羽蝶)
<18> クサギ(臭木)
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ふわふわ キアゲハ(黄揚羽蝶)
http://asitahuku.exblog.jp/237106358/
2017-06-19T12:12:00+09:00
2018-04-26T12:48:14+09:00
2017-06-19T12:12:01+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<画像をクリックすると拡大表示されます>
草はらの上を1頭のキアゲハが舞う。
ゆったりふわふわと。
時折セリ科らしい草にとりつき、身をこごめて産卵しているように見える。
同じような所をあっちへこっちへ行ったり来たり。
その後をファインダーに捉まえようと追いかける。
ピンが来たらすかさず連写。
動きの速い蝶だったらとてもできなかっただろう。
むこうはふんわり、こっちはよたよた。
幸運なことにいつもより歩留まりがよかった。
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蝶の時間 モンシロチョウ(紋白蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/237093289/
2017-06-13T16:52:00+09:00
2017-06-13T16:54:04+09:00
2017-06-13T16:52:15+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<画像をクリックすると拡大表示されます>
林の小径を歩いていると、モンシロチョウが横たわっている。
しゃがんで眺めると、アリがたかっている。
アリの力はすごいもので、片翅がはなれてすこしずつ運ばれていく。
三好達治の詩「土」の光景を思い浮かべる。
蟻が/蝶の羽をひいて行く/ああ/ヨットのやうだ
すぐそばのヒメジョオンの花では数頭のモンシロチョウが吸蜜している。
アカツメクサの葉の上では交尾中の恋人たちが休んでいる。
ときどきライバルの♂がやって来るが、ふたりは自分たちの世界に浸っている。
モンシロチョウの寿命は成虫になってせいぜい2,3週間といわれている。
春から秋にかけて次々と世代交代して野を飛び回る。
蝶の飛び方はトンボやセミやハチとちがって曲線的で優雅だ。
あちこちにふわふわと予測がつかぬ飛び方をする。
それこそが蝶の魅力のひとつでもある。
生きている間、モンシロチョウは何を想っているのだろう。
私は蝶ではないのでわからない。
蝶と人とでは流れる時間は異なるだろう。
何千年も生きている縄文杉とも時の流れ方はちがうだろう。
時間の長短の差はあっても、生を受けて時を過ごしているということは皆同じだ。
それぞれがそれぞれの時間を生きて、そして死を迎える。
そこに上下の差はない。
できうれば、自分も白い翅をもちアリたちに野辺を引かれていきたいと思う。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上
<5> ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)
<6> ナミアゲハ(並揚羽蝶)
<7> ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)
<8> ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
<9> キアゲハ(黄揚羽蝶)
<10> 同上
<11> 同上
<12> ミドリシジミ(緑小灰蝶)
<13> コジャノメ(小蛇目蝶)
<14> ヒカゲチョウ(日陰蝶)
<15> ムラサキシキブ(紫式部)
<16> ドクダミ(蕺)
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暑い! オニヤンマ(鬼蜻蜓)
http://asitahuku.exblog.jp/23012345/
2016-07-20T18:14:31+09:00
2016-07-20T18:14:30+09:00
2016-07-20T18:14:30+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<1> オニヤンマ抜け殻
<画像をクリックすると拡大表示されます>
近くの観察園。
この時季、オニヤンマの羽化がみられる。
個体は年々減ってきているような気がする。
ここには至る所にわき水があり、ヘイケボタルも発生する。
この日蒸し暑く汗がしたたり落ちる。
小暗い水路を探して歩く。
見つけたのは2頭。抜け殻の上に脚をかけて休んでいる。
蠟でこさえたような半透明の身体。目はまだ白っぽい。
身体の色が濃くなり黒と黄の縞模様がくっきりするまでしばらく時間がかかる。
このとき、鳥などに見つかればひとたまりもない。
シオヤアブが獲物を捕らえている。
この仲間は昆虫界の殺し屋と呼ばれている。
虫たちから恐れられているカマキリやオニヤンマ、スズメバチまで捕食する。
樹液を出している大木にカブトムシが集まっている。
ここにはスズメバチも来るから、まわりに柵が設えてあり網をかぶせてある。
子どもたちは観察できるが、カブトムシを捕らえることはできない。
網にレンズを押しつけて撮る。
<2> オニヤンマ
<3> オニヤンマ抜け殻
<4> オニヤンマ
<5> 同上
<6> ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
<7> ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)♀
<8> ニイニイゼミ(蟪蛄)
<9> シオヤアブ(塩屋虻)♂
<10> カマキリ(蟷螂)
<11> 同上
<12> カブトムシ(甲虫)
<13> 同上
<14> アオスジアゲハ(青条揚羽蝶)
<15> 同上
<16> アオスジアゲハ クロアゲハ(黒揚羽蝶)
<17> クロアゲハ
<18> 同上
<19> アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)
]]>
蝶たちの季節 ダイミョウセセリ(大名挵蝶)他
http://asitahuku.exblog.jp/22998472/
2016-07-15T16:04:00+09:00
2020-02-05T09:24:54+09:00
2016-07-15T16:04:30+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<1> ダイミョウセセリ
<画像をクリックすると拡大表示されます>
たまに出かけるお気に入りの公園。
2時間足らずの散策で蝶たちと次々に出会う。
めずらしい蝶は見なかったが、こっちもあっちもという感じで忙しく楽しかった。
ダイミョウセセリが白いペンキのような上に乗っている。
望遠レンズでのぞくと、鳥の糞に口吻を当てている。
セセリチョウの仲間は愛嬌があって好ましいが、この蝶はとりわけ贔屓に思っている。
翅の白斑が大名のかみしもの紋のように見えるところから、この名がつく。
風体や動作がいかにも腕白坊主のようで、にくめない。
黒いアゲハたちが木陰の湿った小径に集まって来て水分を吸収している。
いろんな種類がみられて面白い。
ムラサキツバメは久々の出会い。翅はずいぶん傷んでいるが、気力に満ちている。
ドクダミのしとねの上でしばし来し方を振り返っているのか。
<2> 同上
<3> 同上
<4> キタテハ(黄立羽蝶)
<5> 同上
<6> アオスジアゲハ(青条揚羽蝶)
<7> 同上
<8> 同上
<9> ヒメアカタテハ(姫赤立羽蝶)
<10> 同上
<11> カラスアゲハ(烏揚羽蝶)
<12> 同上
<13> クロアゲハ(黒揚羽蝶)
<14> 同上
<15> カラスアゲハ ナガサキアゲハ(長崎揚羽蝶)
<16> アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)
<17> ムラサキツバメ(紫燕蝶)
]]>
虫の季節 ちび鎌ちゃん他
http://asitahuku.exblog.jp/22899706/
2016-06-12T22:02:16+09:00
2016-06-12T22:02:08+09:00
2016-06-12T22:02:08+09:00
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虫・その他の小さな生き物
<1> カマキリ(蟷螂)の幼生
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連日、暑い。湿気と気温の上昇で不快きわまりない。
ところが、虫たちは待ってましたとばかりに草陰からわらわらと登場する。
虫の中でも私が撮りたいのは何といってもチビカマちゃんだ。
探し回った末にひと回りおおきくなったチビカマちゃんに出会う。
ノブドウの葉の上で休んでいる。いや休んでいるのではない。
鎌をボクサーみたいに構えて、獲物を待っているのだ。
どんなにちいさくても、自分で獲物を獲らねば生きてゆけない。
生と死の狭間で、ちび鎌ちゃんは懸命に踏ん張っている。
クマノミズキの花にアオスジアゲハが来ている。その飛び立ちを撮る。
今回もミドリシジミは待っても待っても翅を広げない。
1頭だけ、一瞬垣間見せる。ところがあまりにも位置がよくない。
まあ、またの機会に拝ませてもらおう。
<2> バッタ(飛蝗)の幼生
<3> ヒメギス(姫螽蟖)の幼生
<4> スジグロシロチョウ(条黒白蝶)
<5> ヒカゲチョウ(日陰蝶)
<6> キタテハ(黄立羽蝶)
<7> アカボシゴマダラ(赤星胡麻蝶) サトキマダラヒカゲ(里黄斑日蔭蝶)
<8> サトキマダラヒカゲ ヒカゲチョウ(日陰蝶)
<9> アオスジアゲハ(青條揚翅蝶)
<10> 同上
<11> 同上
<12> 同上
<13> 同上
<14> ナミアゲハ(並揚羽蝶)
<15> ナナフシモドキ(竹節虫擬)
<16> ミドリシジミ(緑小灰蝶)
<17> 同上
<18> 同上
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