セミ(蝉) 夏の遊び相手
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<1> ミンミンゼミ♂ <体長33-36mm>
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夏とも、ぼつぼつさよならということで、セミの記事を。
子どもの頃は蝉捕りに夢中だった。
あまり得意なものはなかったが、木登りと蝉捕りはだれにも負けなかった。
ニイニイゼミが鳴き出す頃、夏休みが始まり、ツクツクボウシの声が途絶え出す頃、2学期が始まる。
冷房などない時代で、井戸水で冷やしたラムネやスイカが何よりおいしかった。
セミを捕まえるのはほとんど素手で、網などは使わなかった。
私が生まれ育ったところは九州で、セミの中でも最も大きなクマゼミがいた。
田舎ではワシワシと呼ぶ。
関東に移ってきてワシワシの声が聞かれないことがひどく物足りなかった。
ところが、最近温暖化の影響で北限が伸びてこちらでも盛んに鳴くようになった。
このセミは大木に留まることが多い。
しかし、子どもの頃のようにまさか木登りをして捕まえるなんてことはできない。
せめて姿だけでも見たいと思うのだが、それも叶わない。
ここに載せたセミは花撮りの折りに出会ったものである。
いちばん難儀したのはヒグラシ。
このセミは暗いところにいることが多い。
したがって見つけにくく撮りづらい。撮っていると蚊の大群に悩まされる。
もっとも数が多く明るいところで鳴いているのがアブラゼミ。
この子は昔から警戒心がうすくて簡単に捕まえられた。
捕まえてどうこうするわけではない。
スリルを味わい、手にとった感触を楽しむ。ただそれだけのたわいのない遊びである。
セミにとっては甚だ迷惑だったに違いない。
♂♀の区別は♀は腹部の先端に産卵管があるため細く尖っている。
ということで見分けたが、写りがよくないものもあり正確ではない。
<2> ミンミンゼミ♀
<3> アブラゼミ <体長56-60mm>
<4> ニイニイゼミ <体長20-24mm>
<5> ツクツクボウシ♂ <体長30mm前後>
<6> ツクツクボウシ♀ <体長♂よりやや短い> 間近で撮れる
<7> ヒグラシ♂ <体長28-38mm> 寄って撮れたので大きく見えるが実際はちいさい
<8> ヒグラシ♀ <体長21-25mm>
子供の頃の思いでは、kazeさんと同じです。
地面から出てきた幼虫を捕まえて、セミに姿を変えるところを
よく観察しました。7枚目のヒグラシ、体の緑がかったところも
よく写されています。
セミ捕りの名人だったのですね!
きっとコツがあるのでしょうね~、
私はバッタとカマキリ見かけるとついつい、、今でも手が出てしまいます^^
こうして並べて拝見すると、それぞれ違いがよくわかります!
私、どうにもセミにも疎くて、、アブラゼミくらいしかよくわかってないんです(大汗)
ミンミンゼミ、あの声がすると無意識に一緒になってミンミン歌ってます^^
緑色の王様のような模様、かっこいいですね(^0^)ノ
クマゼミ、一度見てみたい~♪
そしてクマゼミは居ませんでした。
クマゼミは静岡の祖父母の所に遊びに行った時に夢中で取りました。
シャワシャワなんて呼んでいましたよ^^
ニイニイゼミは久しぶりに見せていただきました。
子供の頃の遊びは全国どこでも同じようなものだったようですね。
昔は魚撮り用の網はあってもセミ獲り網なんぞなかったです。
ヒグラシまでも撮ってしまうとは恐るべしasitano_kazeさんです。
子供の頃の私には、クマゼミやミンミン、アブラゼミなどは手の届かない存在でした。夏の終わりに鳴くツクツクボウシは、割に低木にとまっていて、良い遊び相手でした。もちろん素手でした。幼い頃を思い出します。
沢山の種類の蝉を上手く撮影され、流石にkazeさんですね。
トップ、2枚目、とっても綺麗です。
蝉の雌雄はわかりませんが、
夏の終わり木の下の方に止まっているアブラゼミは鳴かないメスで、
唖蝉という季語になっているのを俳句をする方に聞きました。
ヒグラシの声はいつも聞き入ってしまいますが、姿を見るのは初めてです。
見つけるのはさぞかし大変だったことでしょうね。
夏休みの昆虫採集で、一番の主役が蝉でした、
ツクツクホウシが鳴くと、夏休みも終わりだと思ってたわ、
蝉も良く見ますよ、美しいですね
ヒグラシの鳴き声、少し寂しくて美しい声で、好きです
ミンミン蝉の体、美しい色ですね、始めて気が付きました
子どもの頃はいろんな木に登りました。
木の実もたくさん採りました。
大きな木のてっぺんは見晴らしがよくて、ごきげんでした。
どこかへ遊びに行くときは、行きがけの駄賃のようにして蝉を捕っていました。
木登りが得意だったので、椋の実や柿の実が食べ頃になると、大きい子が誘いに来ていました。
蝉捕りのコツなんて、どうなんでしょう。呼吸をととのえてぱっとつかむ。
それだけですね。
クマゼミは鳴き声が大きくてうるさく感じられるほどです。
身体が大きいのと捕まえにくいのとで、憧れのセミでした。
ミンミンゼミが都会で増えているのは、ヒートアイランド現象によって乾燥化が進んでいるためだそうです。土中の幼虫が乾燥を好むらしいのです。
私の田舎では身体の大きいクマゼミが最も人気がありました。
ニイニイゼミは保護色のせいで地味でちいさいので、全く人気なし。
でも、いま大人の目でみれば、なかなかいいデザインです。
今のようにテレビもなかったですから、遊びはもっぱら外へ出て自然が相手でしたね。
夏休みの終わりには学校で黒んぼ大会といって、だれの肌が黒く焼けたか先生が判定していました。
このヒグラシは林の中ではなくて、道の脇の木で逃げもせず撮らせてくれました。
いい子でした。
今年は梅雨明けが遅かったせいで、セミたちも目覚めが遅れたように思います。
ニイニイゼミが始めに鳴き、しばらくたってからアブラゼミの声がする。
というパターンが今年はこわれていました。
どのセミもずいぶんおそく一斉に鳴きだしたような感じでした。
天候不順は花やセミにも影響があったと思われます。
ソノヒグラシですか。いや参りました。私こそそうにちがいないのですから。
ツクツクボウシは夏の終わりに輪唱するようにして鳴いていましたね。
「シュクダイオワッタカ・ハヤクーハヤクーヤレーヤレー」なんて声に聞こえてました。
夏休みの宿題はいつもこの蝉にせかされてやっていたような記憶が残っています。
1,2枚目、ありがとうございます。
木登りが得意でない子は竹の先にハエ取り紙のべたべたをつけて、その竹をセミにつけて捕っていました。
木のてっぺんのセミも簡単に捕れるのですが、翅にべたべたがついているので、それをはがすときに、翅が破れたりしました。
ですから、私はその遊びを好みませんでした。
ヒグラシの撮影はあきらめていましたが、ちゃんといるものです。いい子が。
蚊の多い林の中ではなく道沿いの木のわりと低いところで撮らせてくれました。
ありまたねぇ。昆虫採集。
お菓子箱に昆虫を並べ、上にセロファンみたいなものをかぶせて。
ヒグラシはずっと山の方へ行かないと聞かれませんでした。
ミンミンゼミは田舎では見かけませんでした。
ヒグラシとミンミンゼミは関東で暮らすようになってお馴染みになりました。
ヒグラシの蝉時雨はいいですよね。
昨年は直ぐ近くでクマゼミの声を聞きました。。温暖化の影響なのでしょうか?
学生時代伊豆のリゾートホテルのフロントのバイトをしたことがありましたが・・・池の鯉が見ていたら跳ねてセミを食べていました
鯉って恐ろしいと思いましたよ~~
山の落ち着いた旅館に泊まりに行った時は蜩の声が凄くて早朝から起こされた思い出が・・・子供たちはセミ取りに夢中でしたが・・
ニイニイゼミ・・・羽が透き通っていて可愛かったので大好きでした
クマゼミは温暖化の影響ばかりでなく、樹木の移植にともなってその根っこについ幼虫がいっしょに運ばれてくるらしいです。
鯉は悪食ですね。大きなザリガニなどひと呑みですから。
9月になると、蝉の声もめっきり衰えるのですが、残暑が厳しいせいかまだまだ元気に鳴いていますね。