ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋) 恋に命を賭けて
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ツマグロヒョウモンはわずか数週間の命だといわれている。
羽化して空に飛び出す時、心に何が映るのだろうか。
初めて蜜を吸い込む時、そのあまりの美味に羽を震わせる。
吸蜜を終えると、身体の隅々に力がみなぎり、やがて心が熱く燃えてくるのを感じ始める。
それからはその身が地に還るまで、恋に命を捧げるのである。
雄が雌を追いかける。
雌にすげなくされて、それでもつきまとい、また肘鉄をくらって意気消沈して去る。
1頭の雌をめぐって2頭、3頭の雄が争奪を繰り広げる。
なかには雌どうしが嫉妬の炎を吹きつけ合っている光景も見られる。
チョウの舞い姿をファインダーに入れるのは難しい。
しかし恋に落ちてもつれる姿を捉えるのはそう難しいことではない。
ただし容易ではないのはピント合わせである。
1頭に合わせることはできる。
2頭以上に合わせることは相当に難しい。
運を頼りに撮るしかない。
ほとんどが没の山を築くが、なかには数枚の幸運な絵が混じっている。
ここにはそれらを載せた。
ツマグロヒョウモンは恋に身を焼くあまり、私の前で警戒心を失っているようだった。
このような写真は始めてみますね。
いい所写されましたね。すごいな~~~~~
今年はたくさん出逢えたツマグロヒョウモン・・・
このように撮れる風さん 素晴らしいです(^^♪
数週間しか生きられないんだ・・・
風さんのお話 じっくり読ませて頂き すごくすごく胸が熱くなりました。
生きるために一生懸命ですね。
素晴らしい写真を見せて頂きました。ありがとうございました<(_ _)>
なかなか見ものでした。
もう4頭が入り乱れての激しい争奪を見せてくれました。
しかしなかなか恋は成就せずに、しばらくすると雄は去っていきます。
でも、またどこからともなく現われてまたバトルが始まります。
でも、さっきの一団とは同じか違うか、私には見分けがつきません。
時が止まったように撮れていて、すごく美しいですね!
はぁ~すごいなぁ~
売れないパパラッチというのは、笑えますが、こんなに素敵な写真が撮れて満足ですね!
止まってる蝶は思い切り寄れるのですが、飛んでる蝶はほとんどボツ
の山でupする写真が取れません。
ss上げて絞ってもピントが合いません・・・・E-3の世界最速AFにちょっと
期待してますが。
この写真は何mmで撮って見えますか??
特に3枚目が素晴らしいです。
一生懸命、生きる・・・か・・・うん、ガンバロ!!
飛んでいるといっても、求愛行動ですから、2頭がかたまってスピードも落ちています。
ですからカメラで追うのは意外に楽です。
私は花を撮っているついでにそこに来た蝶を撮りますから、レンズはおのずとマクロレンズ(SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1)になります。
E-3はAFの精度が上がっているようですし、連写速度も秒5コマですから、かなり働いてくれるのではないでしょうか。
その光景を素晴らしく写されていますね。
短い生涯、それは子孫を残すことだけと言っても過言でない、昆虫類の世界は大変に厳しいですね。
最近はかなり多く見掛けるようになりましたが、それでも複数一緒にいるのはそうは見ないです。
ありがとうございます。
そんなに褒めてもらってうれしい限りです。
蝶を追ってシャッターを切っているときは何も考えず集中しています。
で、ひと息ついてペットボトルのお茶を飲み、空を眺めると、じんわりと満足感がわいてきます。
いえ普通に飛んでいる蝶ではなくて、2,3頭が絡み合いながら飛んでいるので、これは結構撮りやすいです。
3枚目、ありがとうございます。
これは2頭ともカメラから等距離だったのでたまたまピントがあったのだと思います。
文章に感激されたなんて、それはとても光栄です。
写真を撮り終わって帰宅する道すがら(電車やバスの中で)書くことを考えます。
写真の編集作業が終わって、実際に文章を書いていると、考えたこととほとんど違ったものになることが多いです。
えのん画伯にキャプション入れてもらったら、写真の傾向が別方向へいきそうで怖いです(笑)。
蝶は何のために生きているか。
それはもう当たり前すぎるほど真っすぐにひたむきにゴールを目指しています。
蝶は死ぬために生きる。死して子孫を残す。なんの迷いも考えもなく本能そのままに。
人は惑いに惑う。考えに考える。ジグザグなコースをたどる。
ですから時には鳥や虫の生き方が羨ましくなることがあります。
肌寒くなってくると、蝶も活動が鈍ると思います。
なかには成虫で越冬する蝶もいますが、大半は地へ還ります。
今の時期は、最後の恋に身を焼いているのだと思います。
宙に止まっているというのは不思議なもので、動いていなくても飛んでいる状態を想像してしまうものですね。
いえそんなにまでおっしゃるほどではありません。
自分で狙って撮れているのなら自信がもてますけど、たくさんのぶれの中から当たりくじを拾っているようなものですから。
ピントはAFです。何しろ連写に次ぐ連写ですから。
MFでいちいち合わせている暇も腕もないです。
勘が働くような気はしますけど。
数週間の命ですか・・・
動物の世界でもメスの取り合いとか聞きますが、
メスが極端に少ないというわけでもないんですよね?
いいな、チョウに生まれれば良かったな。笑)
kazeさんの写真は凄いの一言ですが、2.3頭いる場合
みんな同じ線上ではありませんよね。(前後して居る)
どうしてみんなにピントが合うのか不思議です。
恋の争奪は、蝶に限らず、難しいようですが(?笑)、
美しいツマグロヒョウモンの姿には、思わず見入ってしまいます。
風さんの熱心なレンズにさえも気をまわせない必死な焦がれる思い・・・。
めったにはお目にかかれない素敵な絵!を見せていただきました。
あはは、蝶は大変ですよ。オスもメスも。
羽化した瞬間からもう恋物語が始まるのですから。
2,3頭が同一線上にいることは少ないですね。
従って、その中のどれかにピンが来て、あとはぼけています。
できるだけぼけの少ないのを選びましたが、すべてにピンがきていることはないです。
そうですね。そんなに簡単に恋が成就したら達成感もないし、何よりも優れた遺伝子が残せませんね。
蝶のもつれあいは何度か見てきましたが、眼前でこれほどあからさまに繰り広げられるのは少ないです。
ここにUPできたのはひとえに上天気のお陰です。
基本的にはF2.8~3.2、シャッター速度は目いっぱいの8000/1秒でした。