ハクセキレイの舞い
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<画像は11/17に撮ったものです>
干潟でシギチの観察をしていたときのことである。
道路を越えて干潟に1羽のハクセキレイが舞い降りた。
餌を探すのでもなく、尾羽をぴこぴこさせてあちこち歩き回っている。
私はその姿を追ってシャッターを切っていた。
と、いきなり飛び上がって私の眼下10mほど先でホバリングを始めた。
慌ててレンズに入れ連写した。
そのまま右手前方へ飛び去っていく。
私は必死でその姿を捉え、もどかしいほどに連写した。
何とか追うことができたのは、ハクセキレイの動きによるものである。
始めは歩いていた。これは容易に撮れる。
次にホバリング。これも歩いている所の延長だから何とか撮れる。
そして素早い移動。これは本来、私には撮れないはずのものであるが
ホバリングからの飛び出しだからどうにかついて行けた。
そして180度の視野が広がっている干潟だから長い時間追うことができたのである。
残念だったのは、天候の急変である。
それまで晴れていた空に黒雲がかかりモノトーンみたいな色調になってしまった。
底まで澄んで見えるような水の色だったのに、それが写らなかったのは悔しいことだ。
1枚目は特に印象的です。羽の構造が良くわかって非常に参考になります。
オミゴト!
鳥の機能美を見たようなきがします。
一枚目の開ききった翼の写真は簡単には撮れないです。
これはまたすばらしい、ハクセキレイですね。きれいに羽根を広げたこんなカット初めてみました。この大きさからしてかなりの接近戦だったと思いますが、よく撮れましたね。いつもながらお見事です。
ここの干潟は上から見下ろすようになっています。
ですから鳥と視線が合いにくく、警戒心も薄れるようです。
こんなに近くでハクセキレイのホバを見たのは初めてでした。
初めて見るシ-ンに感激しました。
はい、そうだと思います。自分でもよく撮れたと思います。
私のようにへなちょこな腕でも幸運が微笑んでくれれば撮れるんですね。
私は欲張りですから、たくさん幸運を呼び寄せたいです(笑)。
ハクセキレイはカモのように大きな鳥ではありませんから
私にとっては敷居の高い飛びものでした。
今度またチャンスが訪れたときのために、腕を磨こうと思っています。