ムクドリの饗宴
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7/12に「むくどりの夢」をUPした。
ムクドリは今回で2度目である。
この時期になるとムクドリは集団で生活する。
都会に棲むこの鳥は騒音や糞公害などで好感を持たれていないようだが、私は好きだ。
雨上がりのM公園を鳥を求めて歩いてた。
老人のひく犬を警戒してか、餌をあさっていたムクドリが一斉に飛び立った。
シャッターは切れなかった。相変わらずのこのにぶさ。
犬が通り過ぎるのを見送り、私は木陰でカメラを構えて待つ。
きっとまた降りてくるはずだ。うっ、今度はジョギングの人だ。
ここはとてつもなく広大な公園である。こんな狭い道を走らなくても。
女の人が走り去ると、食いしん坊のムクドリが次々と舞い降りてくる。
刈り取られた菖蒲の根元を盛んにつついている。
ハマシギの静かさとはうって変わって、宴会好きのムクドリは少々行儀がよくない。
食べ散らかしているのもいれば、飛び上がって踊っているのもいる。
ううっ、喰った喰った。さあとことん飲むぞ。ういっ、酔った酔った。
さしずめそんな雰囲気である。
宴たけなわとなり、1羽が水浴びを始めた。
周りに飛沫をまき散らして盛大に羽ばたく。
やがてつられるように水浴びをする仲間が増えてきた。
そしてしまいには全員がバシャバシャとやりだしたのである。
鳥は水浴びが大好きで、仲間といっしょにもよく浴びる。
しかしこれほどの数が全員で水浴びするという光景を鳥見の浅い私は初めて見る。
みんなしっかり出来上がっていて、もうどんちゃん騒ぎである。
いやその気持ちよさそうなこと。実にあどけない表情をしている。
こんなところをムクドリを嫌っている人に見せてあげたい。
と、いきなりバタバタと飛び立つ。騒いでいても警戒は怠らないのだ。
ゴルフクラブを振りながらやってくる人のよさそうな年配の人。
目の前を飛び立つ鳥に気づきもしない。
関心がないというのはこういうことなんだなと納得する。
おや、上がったと思ったのに、またぽつぽつと時雨れる。
もう少し撮りたいところだが、手に入れたばかりの機材を濡らしたくない。
私はそうそうに切り上げて公園を後にした。
ありますね♪ でも少々五月蝿すぎ、悪ふざけ過ぎ!なんて。
集団演技、素晴らしい描写で、ヤッター!ですね♪
はい、確かにふざけすぎるところがあります。
でもそれを直せないんですね。生まれつきそなわったもので。
ただそんなに性格は悪くないんですよ。
ムックに代わって私が弁護しておきます。
ベテランは初心者とは目の付け所が異なります。
樹里さんだってビギナーの頃はきっと私と同じように
目の前の鳥を撮ることが楽しくて面白くて仕方がなかったと思いますけど。
はやく樹里さんみたいになりたいです。
集団での水浴びをこの間みたのですが、派手に水飛沫を上げてました。
いえ、そんな・・・。
ハマシギは一糸乱れずという感じでしたが、このムクドリは乱れに乱れて
という感じです。
それでも全く接触したりしないのは授かった能力でしょうね。
ぶっきらぼうに見えて案外繊細な面ももっているようです。
集団水浴び、やっぱりちゃんとご存じなんですね。
私は初めて目撃してひどく感動してしまいました。
この初見ということに関してだけは私の方がgreenshankより
勝っていますね。
水浴びも豪快でしょう、ばちゃばちゃ聞こえて来そうです。
スズメさんなんかに比べれば体、大きいですね。
それに性格的なものもあって豪快そのものですね。
あたり憚らずというか勝手にやってます。
でも危険を察知するのも早いんですね。
ここらあたりが、増え続けている力の元になっているんでしょうね。