秋の野の道に チャ・ガマズミ他
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朝夕の肌寒さ、天の高さ、雲の優しさ、日暮れのはやさ。
秋がすこしずつ深まっていく。
草の実も木の実も熟していく。
百舌鳥の声がけたたましさを増していく。
夏がゆっくりと去り、秋は足早に駈けていこうとしている。
野の道を歩くと新たな出会いがある。
ツマグロヒョウモンがイヌキクイモの蜜を吸っている。
このチョウは最近ほんとによく見かけるようになった。
温暖化のせいで北限が広がったという。
お茶の花がひっそりと咲いている。
濃い緑の葉の上にしべをのせて、うつむき加減である。
ほの暗いところで恥ずかしそうに花びらを開いている姿がいじらしい。
カンナの花が西日を浴びて炎のように燃えている。
心にまだ夏の激しい熱さを持続しているようだ。
キツリフネソウを初めて見た。
青紫の花に馴染んでいたので、ちょっと違和感があったが
撮っているうちにだんだん可愛くなってきた。
ガマズミが赤い実を結んでいる。ものすごい数だ。
これだけあれば、鳥も食べきれないだろう。
秋の日差しを受けてきらきら輝いていた。
秋の野は落ち葉やドングリや栗のイガイガが散らばっている。
頭上ではシジュウカラやコゲラやメジロやカケスの声がする。
ジュズダマを熱心に採取しているおばさんがいる。
ツマグロヒョウモンの話をしてくるおじさんがいる。
幼稚園の園児たちの喚声がとおくから聞こえてくる。
秋はしずかに時を紡いで暮れていく。
asitano_kazeさんの写真からも秋が十分に伝わってきます。
ほんとにここのところずっと秋空が広がっていますね。
散歩するにはとても気持ちのよい季節です。
花や実は見つけて撮れますが、鳥は暗くてなかなか思うように撮れません。
ボヤボヤしていたら、置いてけぼり食っちゃいますね。
イシミカワには逢えそうで逢えず、この秋こそはと思っています。
ツマグロヒョウモン、こちらでも町から外れると、よく見かけました。
嬉しい反面、ちょと複雑な思いです。
色とりどりの秋をありがとう♪
秋の野辺を歩いた気分になりました。
こんなに色とりどりの秋がもう来ているのですね。
生き生きとした画像で伝わってくるものがあります。
私も早く家事を済ませて、秋の野辺にでたくなりました。
ツリバナ、イシミカワこれらの名前がわかりませんでした。
ブログのありがたさをしみじみ思います。
温暖化による影響はじわじわと進み、ちょっと不気味に感じます。
ほんとにいろんな実を見かけるようになってきましたね。
植物の変化を見て季節の移ろいをつよく覚えます。
カメラをもって歩くようになって季節に敏感になってきました。
野辺をぶらつくと、あっちでもこっちでも草花たちの笑顔に出会います。
たまにカナヘビなんかが挨拶してくれます。
空気はおいしいし、言うことなしです。