泥まみれ ニイニイゼミ(蟪蛄)他
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あちこちの木々の幹に地中から這い上ってきたセミの抜け殻が時を止めている。
他の虫とちがって、セミの抜け殻はがらんどうなイメージはない。そこには懸命に生きてきた姿が残されている。
殻はたいてい艶々の飴色をしている。
異色なのはニイニイゼミ。全身泥色。湿った地中で過ごすゆえだという。
泥まみれでぴかりと光る目をみていると、愛しさがわく。
この日、予報は最高気温32℃。それくらいなら、ということで出かける。
ところが湿度が高くて、とめどなく汗が噴き出る。来るんじゃなかったと、何度も後悔する。
タオルを水に濡らして頭にかぶる。しばし心地よい。
来たからには帰らねばならない。歩きに歩いて13000歩。
贔屓にしているレンゲショウマ、ヤマシャクヤク、タマアジサイに出会えてよかった。
色づき出したヤマボウシの実。ツクツクボウシの声も聞かれる。
こんなに暑い日々だが、気づかないうちに季節は秋へと歩み始めている。
<2> 左 アブラゼミ抜け殻 右 ニイニイゼミ抜け殻
<3> アブラゼミ(油蝉)抜け殻
<4> ニイニイゼミ抜け殻
<5> キツネノマゴ(狐の孫)ダイミョウセセリ(大名挵蝶)
<6> 同上
<7> レンゲショウマ(蓮華升麻)
<8> 同上
<9> コマツヨイグサ(小待宵草)
<10> ヤブラン(藪蘭)
<11> ヘクソカズラ(屁糞葛) ヌスビトハギ(盗人萩)
<12> ハマゴウ(浜栲)
<13> ヤマシャクヤク(山芍薬)
<14> タマアジサイ(玉紫陽花)
<15> 同上
<16> ムサシアブミ(武蔵鐙)
<17> アメリカノウゼンカズラ(亜米利加凌霄花)
<18> ワレモコウ(吾亦紅)
<19> タカサゴユリ(髙砂百合)
<20> ヤマボウシ(山法師)
何となくセミの抜け殻がソラマメの皮と似ているような気がします~(*´∀`*)
セミの鳴き声が以前より少なくなったように思います
レンゲショウマいいですね~
どうしても見たくて彼方此方を調べているのですが岐阜県内では自然に咲いている場所が無さそうです・・・・・
今はレンゲシヨウマに一番逢いたいですよ~
ハマゴウの花も好きです~
優しい花のように見えても撮り難い花です・・・・・
タカサゴユリを撮ろうと出かけましたがこちらはまだ蕾が殆どでした・・・・・
1.2.3.4.6.7.8.12.14.15.17.19.20の写真いいですね~(o ̄∇ ̄o)♪
ここ3日前から温度が下がり過ごしやすいです。
蝉の抜け殻アブラゼミは、よく見ますが・・・
ニイニイゼミ抜け殻は、見た事がないです。
レンゲショウマ、タカサゴユリ、花見てみたいです。
ハマゴウ青紫色のなんだか涼しく感じますね~~。
タマアジサイ、可愛い花・・・
コマツヨイグサ(小待宵草)も出会いたいです。
アメリカノウゼンカズラ写真撮りましたよ。
名前が解らなかったので載せませんでしたが・・・
ワレモコウ好きな花です。
1.3.4.6.7.8.9.11.12.14.15.17.18.19.20枚目が好きです。
他のセミとは少し違っているのですね。
レンゲショウマは大好きな花で随分前に友人にもらい育てていましたが
いつのまにか消えてしまいました。やはり高原でないとダメなのかなぁと。
少し残念な思いをしました。
ワレモコウ、もう咲いているのですね。
タカサゴユリのこのほっそりとした花の姿が好きです。
描きぬくいですが。
4、まだまだ上に上っていきそうです。緑のボケの美しいこと!
レンゲショウマ、ハマゴウ、清楚で素敵です。
隠れるように咲くタマアジサイも愛らしいですね。
タカサゴユリの紫のラインに惹かれます。
そうですよね。冬、雪の中で抜け殻を見つけたりするとびっくりしますね。
今年は何だか変です。暑すぎると鳴かないらしいですが、ここ2,3日涼しいのに、あまり鳴いていないときがあります。
なんなのでしょうね。
早く夏になったから、セミも早く土に還るのかなと思ったりします。
ハマゴウ、確かに撮りづらかったです。
タカサゴユリ、優雅ですよね。雑草扱いされていますけど。
1,2,3,4,6,7,8,12,14,15,17,19,20,ありがとうございます。
そうですね。湿度も気温も高くないと、過ごしやすいですよね。
ニイニイゼミはどこにでもいるセミです。ただ泥色ですから、目立ちにくいだけだと思います。
タカサゴユリは雑草扱いですが、なかなか愛らしい花です。
コマツヨイグサは名の通りちいさなマツヨイグサって感じでした。
アメリカノウゼンカズラ、ノウゼンカズラよりもキュートな感じがしますね。
ワレモコウ、風情がありますよね。
1,3,4,6,7,8,9,11,12,14,15,17,18,19,20,ありがとうございます。
はい、ニイニイゼミの抜け殻だけは泥にまみれていますから、他のセミとは簡単に区別がつきます。
レンゲショウマ、わずか2,3株でした。自生地でこころおきなく撮りたいものです。
タカサゴユリ、繁殖力旺盛で勝手にあちこちで花を咲かせます。
でも、姿の美しさゆえに駆除されることはすくないそうです。
ニイニイゼミの抜け殻には全身泥がこびりついていますが、目だけは透明です。
そこがちょっといいなと思ったりします。
タマアジサイ、これからというところでした。
タカサゴユリ、そこらで勝手に咲くところが好きです。
6のダイミョウセセリは、凄い瞬間が撮れていますね!
ほとんどべったりと止まっているばかりの蝶ですが、吸蜜と羽を立てています!
こういうところは可愛いセセリちゃんですね。
意識して見ていませんでしたが、そういえばニイニイゼミだけは抜け殻は泥だらけですね。
同じ地中で過ごしながらの違い、実に面白いです。
キツネノマゴも咲きだしているのですね。晩夏から初秋への花と言えるでしょうか。ダイミョウセセリとのコラボ、いいですねえ。
平地でもレンゲショウマが見られるんですね。素敵な花です。8は絶品ですね。
ヌスビトハギにワレモコウ、みんな夏の終わりを告げているでしょうか。
13000歩!!
私なら干からびています。
このときは秋の気配を感じて快適でしたが、今日はもう地獄の暑さです。
ダイミョウセセリは案外警戒心がうすいですから、しゃがんでじっくりと撮らせてもらえました。
セセリ系の蝶はほんとにお茶目でかわいいです。
ニイニイゼミの泥まみれの身体、そして光っている目に出会うと、はっとします。
今にも動きだそうで、とても抜け殻の姿とは思えません。
夏の終りを告げる花を見ると、季節は刻々と変わっていることを知らされます。
8は初めてモニターを見ながら撮って見ました。
これまでファインダー一辺倒でしたが、丈の低い下向きの花を覗いてみたくて試行錯誤しながら撮りました。