バン母 負けられぬ
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この調整池では雛の誕生が相次いでいる。
賢いカルガモ母さんの後、後輩ののんきな母さんが6羽の子どもを連れていたのが3週間ほど前のこと。
この日、久しぶりに池にいってみると、子どもはだいぶ大きくなっている。
親から離れて子どもたちだけで泳いでいる。賢い母さんはこんなことは赦さなかった。
6羽中生き残っているのは3羽だけ。さもありなん。
子どもがスイレンの上でひと休みしていると、ようやくのんきな母さんがやって来る。
ところがここは子連れのバンの縄張り。
産まれてまだ数日しかたっていないバンの子どもが気丈にも近寄り、口を開けて警戒の意を示す。
けれども、そんなことにはいっこうに構わず、カル親子はぐんぐん突き進む。
バン親が慌てて駆けつけ、翼を広げて威嚇する。
カル母も負けてはいない。低い体勢からぐんと嘴を突き出して反撃。
画像を見て気づいたのだが、カルガモの子も母といっしょになって口を開けているのが面白い。
カル母の攻撃にバン母は体をかわすも、一歩もひかず。
それどころか、身体のおおきいカル母に向かって翼をふるわせ、怒気を露わにする
その剣幕にひるみ、カル母の腰がひけてしまう。
ここで勝負あり。
カルガモはつるんと向きを変えてさっさとその場から立ち去る。
賢い母さんはこんなとき、先制攻撃をしかけて一気呵成に押しまくったものだ。
のんきな母さんでよかった。バン母は胸をなで下ろす。
ここはどうあっても譲れぬ場所。バン親子の楽園。
さきほどの勇猛果敢な姿はどこへやら、バン母さん、とろけそうな眼差しで子に餌を与える。
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でも自然界を生きて行くには当然なのかもしれません
写真、本当に物語りとなっていますよね
素晴らしいです
2,3,6,7、13,14,15本当にいいです!
大きなカルガモさんは蓮池へいかが?(^^)
バンのお母さん、頑張りました。
まんまるの黒い雛を見ると、絶対バンを応援です。
カモと違ってバンは、孵ってから親が餌を与えないといけないのですね。
14、15、バンのこういう場面はなかなか見られません。
バン母の後からはコバン(小判)が一杯で何となく有り難く思えるのは私だけかな~(*´∀`*)
調整池で繰り広げられる子育て奮闘記、興味深く拝見しました。
カルガモもバンも母は大変ですね。
kazeさんの記録は動きがあり、ストーリーを感じさせられます。
根がある花でさえも、撮る者が動き表情を表現する・・!
そこに魅力を感じ、惹きつけられます。
今日の絵すべて、水や風、鳥たちの羽音、鳴き声も聴こえて来るようです。
カルガモ母はいろんなこと気にしないタイプなのですかね。
この勝負は何処からも物言いは付かないように見えます。
バン母に白星一つ、差し上げませう。
尚、明日の取り組みは不明です。
はい、勝負はどこにでもありますね。
バンには自分の縄張りを侵略されては大変ですから、ここは気合いを入れて奮闘しました。
カルガモの子どもを追っていたら、この光景にぶつかりました。
それで、主人公をバン母に変更して撮影しました。
2,3,6,7,13,14,15,ありがとうございます。
はい、バンの母さん頑張りました。
子連れの母は強いです。
もっとも相手も子連れでしたが、ここはバンの縄張りですから必死でした。
ムクドリが集団でカラスを追い払う光景がみられますが、身体のおおきさだけではないですね。
はい、バンやカイツブリは親が餌を口移しに与えます。
14,15,ありがとうございます。
身体の大きさはずいぶんちがいますね。
体長はバン32cm カルガモ61cm です。
バンの子どもは母の後ろをくっついて歩いています。
ほんと、小判がざっくざくですよね(笑)。
これ、オオバンだったら、もっと面白かったですね。
母はほんとうに大変です。
短期間の内に生きるすべを伝授しなければなりませんから。
子は親の一挙手一投足をしっかり見ていますね。
親鳥の教育力が子の生存率に直結しているのを感じました。
カルガモは生まれてすぐに自分で餌をとりますが、バンは親からもらわないと生きていけません。
そういう点ではバン母は休む間もないほど忙しいです。
はい、バン母、見事守りきりました。
このカルガモ母は、おおまんでのんびり屋さんのようです。
白星ありがとうございます。
体力的にはカル母の方がはるかに上ですから、この次出会ったらどうなるかわかりません。
コメント読み終えて、おもわず笑っちゃいました。
いやあ、よく観察されてますねえ。
母性本能と言ってしまえばそれまでですが、こんな光景を目の当たりにすると、ちょっと感動しちゃいますね。
母さんと一緒に一緒懸命に口を開けて相手に抗議する様子が、なんとも可愛いです。
そして14.15の母さんの子を慈しむ姿。これまた感情移入なしには見られないシーンです。
そうですね。ひとの知らないところで日々闘争が繰り返されています。
生存競争を勝ち抜かなくて生きていけませんから。
その時、その一瞬を懸命に生きているからこそ、美しく見えるのでしょうね。
コメント、ありがとうございます。
この光景は偶然目にしたものです。
カルガモの子ども追っていましたら、そこにバンがいたというわけです。
子は親と一体ですから、親の緊迫状態を瞬時に察知するのでしょうね。
判官贔屓で、ちいさな子を連れている身体のちいさなバンの肩をついもってしましました。14,15,ありがとうございます。