バン(鷭) 恋の成就
|
<1>
<画像をクリックすると拡大表示されます>
ここは道路をはさんで2つのちいさな池がつながっている。
この調整池で今年は水鳥の繁殖がいつになく多くみられる。
バンに限って言えば、多分3家族がいると推測される。
今回、新たに恋の一歩を踏み出そうとしているバンを見つける。
昼下りの気だるい日差しの中で雄同士がはげしい戦いを繰り広げている。
そのかたわらで、2羽の優劣を見極めるように見守っている1羽の雌がいる。
正直なところ、どれが雄でどれが雌なのかは分からない。
ただ、状況的には1羽の雌を巡る雄のバトル、というふうに見える。
熊手のような鋭い脚先を互いに向け合って突進し、掴みかかる。
やり込められ水中に没しながらも、胸元へ一撃をくらわす。
闘いは延々とつづき、スイレンの茂みへ入って姿が見えず、どう決着がついたのかわからずじまい。
その後、2羽が一緒にいる姿をよく目にするようになる。
闘いに勝利した雄とそれを伴侶に選んだ雌のカップルと思える。
1羽が向こう岸のスイレンに、もう1羽がこちら側のスイレンに陣取り、織姫と彦星がうらやましがるほどに、足繁く行き来している。
頭を低くして見つめ合い、嘴をよせてキス。
1度だけ、交尾する姿を目撃する。ただ、このときはすぐに背中から下りたから、不首尾に終わったと考えられる。
ふたりの恋が深まって結ばれ、可愛い赤ちゃんが生まれれば、スイレンの池がいっそう賑やかになるだろう。
<2>
<3>
<4>
<5>
<6>
<7>
<8>
<9>
<10>
<11>
<12>
<13>
<14>
激しいバトルの様子!速い動きをキッチリ捉えられていてすごいですね。
そして穏やかなキスシーン♪水面もとてもきれいなので
一層ドラマチックな感じに見えます^^
恋の成就、祈りたいですね。
バンの求愛とライバルへの威嚇は姿に似合わず激しいもののようですね・・・・・
バンの恋が叶って『バンざい』って言えるようだといいですね~♪^^
いやあ、5~9とすごいシーンを収められましたね。
左で見ているのがきっと雌なんでしょう。強い雄が雌を獲得できる。
自然界の掟と言ってしまえばそれまでですが、こうして目の当たりにすると、それを実感しますね。
それはそれとして、トップはバンの赤い額板が鮮やかですねえ。
11もすごくいい雰囲気です。
カルガモ一家を撮っていたら、偶然バトルを目撃しました。
長い闘いで連写していましたら、たちまちCFカードの残りがすくなくなりました。
この恋うまく実を結ぶといいなと思っています。
互いにそれぞれの居場所をもっているようです。
きっとどちらかで営巣の準備をしているのかもしれません。
顔は愛らしいですが、あのでか脚の持ち主ですから、闘いは唖然とするほど激しいものでした。
あはは、バンざい! いや参りました。
いきなりのバトルで驚きました。
バンがこんなに激しい闘いをするとは思いもよりませんでした。
恋は盲目といいますが、ひとも鳥もそうなのでしょうね。
それにしても、雄たちの死闘をそばで冷静にみている雌もすごいです。
1,2,6,7,9,13,14,ありがとうございます。
バンの真昼の決闘、初めて見ました。
そこまでしなくても、と思うくらい激しかったです。
5~9、ありがとうございます。
野に生きて子孫を残す、というのは大変なことだと思い知らされます。
トップ、11も、ありがとうございます。
私も初めて♂同士のバトルを目にしてびっくりしました。
こんなにも激しいとは思いもよりませんでした。
はい、♀の目はあくまでも冷静そのもののでしたね。
女性はどこもつよいです。
繁殖期になると、毎回こうして♀つよい♂を選ぶのでしょうね。
つよいDNAを子孫に残していくのが生きぬく知恵なんだと思います。
はい、雛が誕生すると、また撮影の楽しさがふえます。
睡蓮の花を食べるバン、のどかで美しい場面ですね。
恋のさや当て?額板を当てて戦うのですか!鹿みたいですね。
↓カルガモ母さんに追い立てられたり・・・最後の写真は、陸に上がってやれやれ、と一息ついているようにも見えますね。(笑)
白赤黄のユーモラスな姿で夢中にさせてくれますね。
スイレンの花の色とバンの黒い身体、そして紅をつけた額板がお似合いです。
繁殖期は大なり小なり、雌をめぐって雄の争いが起こりますが、バンは相当激しかったです。
それと対照的に雌の沈着冷静に観察している姿には驚きました。
カルガモの記事も見ていただいて、ありがとうございます。