池のほとり クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)他
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<1> クロイトトンボ
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春から夏へ向かうこの季節は緑が淡さを失い濃さを増していく。
葉裏にはちいさな虫が寄り添って汁を吸い、その虫をすこし大きな虫が補食する。
若いクロイトトンボは灌木の葉で翅を休め、そこにひそむ虫を食する。
未成熟の彼らはエナメルで描かれたような光沢をもつ。
成熟すると池へ移りスイレンの上で恋人を待つ。
穏やかな顔をして日差しを浴びているようだが、油断をしていると一瞬で鳥に捕らえられてしまう。
ハコネウツギの白花と赤花が口を歪めて言い争い。
まあまあ、どちらも美しいですよ。
と言いながらクマバチは花の根元をざくりと噛み、盗蜜する。
ひっそりとキショウブ。この花、半日陰の方がよく似合う。
花粉の塊を背中につけたミツバチを見つける。
近くに咲いているシランの花粉であろうか。
シランは蜜を持たずその妖しい唇で虫を誘い騙した虫の背中に花粉塊をつける。
このハチは別のシランにもう1度騙されて花芯に入り、背に負ったた花粉をつけて受粉させる。その2工程を経てシランの企みは完成する。
さて、この後、何も気づいていないこのハチはどうするのだろうか。
スイレンの森で恋人を得たクロイトトンボは連結飛行をしながら産卵場所をさがしている。
好みの場所があるようで、ふた組のカップルが同じところで産卵しようとしている。
その姿は肉眼では分かりづらい。
ひとの目の気づかないところでクロイトトンボは愛を交わし、水中に命を紡ぐ。
<2> 同上
<3> スイレン(睡蓮)
<4> 同上
<5> 同上
<6> ハコネウツギ(箱根空木)
<7> 同上
<8> アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
<9> キショウブ(黄菖蒲)
<10> ミツバチ(蜜蜂)
<11> ハクチョウゲ(白丁花)
<12> 同上
<13> クロイトトンボ
<14> 同上
小さな口でどれほど小さな虫を食べるのでしょうね。
黄菖蒲が今開かんとして、ミツバチは花粉だけで満足してお仕事に励み、イトトンボは静かに子造り。
見た目はひっそりとしているけれど、一歩生き物や草木の世界に一歩踏み込むと、忙しく賑やかな世界が広がっていますね。
ハコネウツギの大きな株に沢山花が咲いて綺麗ですね。
花の色変化に惹かれて庭に植えていて、もったいないので花は切らずにいましたが、今年は枝から切って花瓶に挿して楽しみました。
もうトンボがこんなに飛んでおりますか早いですね。
↓のカワセミまたまた素晴らしい捉え方ですね、小生褒め言葉が上手で
有りませんが asitano_kaze さんの鳥の撮影には驚くばかりです。
睡蓮も沢山咲いているところが少ないので今年は見られる所を開拓しなくてはと思っています~
蓮は何箇所もありますが睡蓮が多く見られる所はまだ見つけられません・・・・・><
ハコネウツギの葉が瑞々しくていいですね
私が撮ったものは街中の道路際のものなので可哀想に思えました・・・
ハクチョウゲも綺麗に元気な姿で見られますね
刈り込まれた斑入りハクチョウゲなどが公共施設の生垣に見られましたがこんなに綺麗に見られませんでした~><
1.3.7.9.10.11.12の写真いいですね~
詩人としても、とても素敵ですね!(´艸`*)
クロイト、若は若でなかなかきれいですね。連結の14.いいい瞬間を捉えていてさすがです。
ハコネウツギ、キショウブ、味わい深いですね。アカバナユウゲショウって、素敵なというか色っぽい名が付されてるんですね。でも花は幼子のように愛らしいですけれど。
青いイトトンボもう恋の季節・・・。
スイレンが咲いてピンク、白いいですね。
ハコネウツギasitano_kazeの文章の様になんだかそんな感じに見えます。
アカバナユウゲショウ素敵な名前ですね。
ハクチョウゲ自宅前に咲いています。
1.3.4.5.6.8.9.12.14が好きです・
下記の
カワセミ(翡翠) ホバリング他
撮れるものなら ツバメ(燕)楽しく拝見しました。
イトトンボは目立ちませんが、レンズでのぞくと美しい色彩がみられます。
この日、口をもぐもぐさせているのがいました。
人の目にふれないところで、ちいさな生きものたちはそれぞれの命をうみだそうと脇目もふらずまっすぐに歩いているようです。
花はいろんな愛で方があると思います。
花瓶で楽しむ。それもすてきだと思います。
ほんとに早いです。はや5月も終わろうとしています。
年が明けたのがそう遠くないような気分でいますのに、もう年の半分ちかくになろうとしています。
浦島太郎さんの気持ちがよくわかります。
↓のカワセミの記事もごらんくださって、ありがとうございます。
はい、間違いなく夏の季節へいやおうなく連れて行かれています。
私、夏は嫌いではなかったのですが、あまりの暑さに音を上げて、夏になったらすぐに秋の到来をひたすら願うようになってしまいました。
トンボちゃんたちは夏は大好きのようですけど。
1,4,5,7,9,12,14,ありがとうございます。
ハスはすこし遠出をしないと撮れません。
ハスもスイレンも花が大きくてお釈迦様のイメージがありますから、特別な目で見てしまいます。
箱根空木、公園のあちこちにあります。ただし、木はどれも大きくないです。
生垣にされたものは刈り込まれる運命ですから、ちょっと可哀想です。
1,3,7,9,10,11,12,ありがとうございます。
いつも励ましのお言葉、ありがとうございます。
ここの池は今、カイツブリ、バン、カルガモがそれぞれ子どもを育てていますから、楽しみでよく通っています。
通うといっても家からすぐのところですからなんてこともありませんが。
ちいさな公園ですが、鳥も虫も花も魚もたくさん暮らしています。
夕化粧なんて仇っぽいですよね。
道ばたの草の茂っているところならどこにも咲いている花です。
イトトンボ、連結飛行を撮ろうとしましたが、うまくいかず、14はここらはどうかなと思案しているところをやっと撮りました。
これから30度を超える日が増えてきますねぇ。
私は暑いのが苦手で、亜熱帯化した日本の夏はほとほと弱っています。
熱中症、お互いに気をつけましょう。
カワセミの記事もご覧くださって、ありがとうございます。
気温が上がりスイレンが咲き始めると、イトトンボの季節ですね。
スイレンは赤、白、ピンクの3色が咲いています。
白花を最も贔屓にしています。
アカバナユウゲショウ、すてきな名前をもらったものです。
1,3,4,5,6,8,9,12,14,ありがとうございます。
カワセミそしてツバメの記事も見ていただいて感謝です。