ツリフネソウ(釣舟草) 満開
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<1> ツリフネソウ
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地元の自然観察園をたずねる。
ツリフネソウがほの暗い林床を赤紫の点々に染めている。
キツリフネとちがって花々がかたまって咲く。
車座になって酒盛りでもしているような賑やかな光景だ。
久しぶりにツユクサの白花を見つける。ここでは初めてのことでちょっと嬉しい。
スズメウリが蔓をぐんぐん伸ばしている。
雌雄同株で、果実の下に見えるのがむろん雌花。
たいてい実を撮るから、雄花の方は忘れて撮らないことが多い。
ヒメアリ(姫蟻)が花蜜をもとめて盛んに出入りしている。
ジュズダマの葉の上でセセリちゃんがひと休み。
おや、葉の下ではツマグロヨコバイも休憩中。
満開のツリフネソウの前で網を張って獲物を待つクモ。
カマキリも花の近くに潜んで機会を狙う。
通路の脇に流れる湧き水にはザリガニがハサミを振り上げてチャンスを待っている。
一見穏やかに見える日常の中にも生と死が当たり前のように顔をのぞかせている。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上
<5> チョウセンカマキリ(朝鮮蟷螂)
<6> シロバナツユクサ(白花露草)
<7> 同上
<8> ボントクタデ(凡篤蓼)
<9> スズメウリ(雀瓜)<雄花>
<10> 同上<雌花>
<11> 同上
<12> イチモンジセセリ(一文字挵蝶)
<13> コカマキリ(小蟷螂)とツリフネソウ
<14> ジョロウグモ(女郎蜘蛛)&ツリフネソウ
<15> アメリカザリガニ
セセリは数珠玉の橋を渡ったのかしら?
カマキリ、クモ、そして、ザリガニまで餌を待って潜んでいる・・・
それに気が付かれたasitano_kaze さま・・・・
想像するととても興味深い風景です。
ツリフネソウの造形もおもしろいですね。
自然の中の小さな世界もドラマティックですね。
そこに目がいくkazeさんに感動します。
日常で当たり前だと通り過ぎてしまう自分を少し反省!
瑞々しい感性で撮られた美しい絵と記事、
心が洗われる1ページです。
ほんとに小さな小さな世界にまで目を向けられていて、そしてそれがまたドラマィックで、見ていて実に楽しいです。
また私の知らないことが多くて、とても勉強になります。
まずチョウセンカマキリ、知りませんでした。シロバナツユクサ、これも知りませんでした。ボントクタデ、名前だけは聞いていましたが、ハギ系に似てるんですね。
コカマキリ、ジョロウグモ、アメリカザリガニと小さなドラマが連なり、まるで小宇宙のようです。
まだ撮りに行っていないのですが撮りたくなりました。
そしてここにもカマキリ君が登場ですか?
自然が豊富ですね!
ラストのザリガニ。子供の頃はバケツいっぱい取ってきて親に怒られた記憶がよみがえりました(笑)
私は沢沿いに群生している光景を見ました。
キツリフネはなかったけれど
この色がやっぱり、落ち着くかな・・・
花、あるところ、虫集まる
一見長閑なようでいて、実は生と死の、、
人間だったらどうだろう?って時々考えます。
彼らは、どんな運命をも、いたって平静に享受する、、
学ぶところ多いですよね。
ツリフネソウ、名前を考えた人は 想像力が豊かだなぁ~
と思います。
この小さな世界では、いつも生と死が隣り合わせなのでしょうね。
だから生き生きと見えるのだと思います。
今日も素敵な世界を覗かせていただきました…^^
風に揺れているとより一層生き物のように感じます~^^
白いツユクサはあまり見かけませんがこれはツユクサの別種なのでしょうかそれとも変種なのでしょうか?
スズメウリが達目洞に沢山見られるようになりましたが何度写しても花が綺麗に撮れません・・・><
自然の中では虫達が主役ですね
私達は虫達の邪魔にならないようにして遊ばせて貰わないといけないのでしょうね~♪^^
アメリカザリガニも少なくなりました・・・・・
昨日は、1日雨でした。
asitano_kaze 自然観察園があるのですね。
楽しく拝見しています。
知らない花が多く・・・
ツリフネソウノの花の形面白いですね。
ボントクタ、スズメウリ
シロバナツユクは、珍しいですね。
チョウセンカマキリ、 コカマキリ、
ジョロウグモ達は、何か獲物を狙っているんでしょうね!!
アメリカザリガニ
田んぼの用水路で時々子供が取って遊んでいますが
少ないですね。
どれも素敵な絵になっていますが
1.4.5.6.810.12.15枚目が好きです。
ボントクタデはタデ科の中では贔屓にしています。
花だけでなく紅葉した葉も美しいです。
耳を澄まし目をこらせば、植物や虫たちのささやきが聞こえてきそうです。
いろいろとイメージをふくらませて撮っていますと、すぐに時間がたってしまいます。
ツリフネソウはほんとにユニークなかたちをしていて、今にも動き出しそうです。
この観察園は通路がせまくて、人がすれ違うのがやっとです。
しゃがんで撮っていますと、足音が聞こえます。
撮影を中断して立ち上がって通り過ぎるのを待ちます。
時には話しかけられることもあります。
被写体が鳥のときは困りますが、植物は逃げることもないですから、問われるままにこたえています。
この時季、あまり撮るものがなくてカメラマンの姿はほとんど見当たりません。
園内をウォーキングする人と挨拶するくらいで、閑散としています。
家から近いので気が向くとしばしば訪れます。
シロバナツユクサは珍しくはないですが、少なくなりました。
ボントクタデ、タデ科の中ではおしゃれな方です。
ツリフネソウはここでは所々かたまって咲いています。
今がちょうど見頃だなと思いました。
カマキリの姿が急に目立ってきたようです。
たくさん獲物をとって、恋をして、子孫を残すときが近づいていますから。
ザリガニ釣りは子どもの頃よくやりました。
カエルを捕まえて、皮を剥き、下半身だけにしてたこ糸で結わえて釣っていました。
今から考えると、けっこう残酷なことを平気でやっていたものだと思います。
ツリフネソウは華やかですね。
キツリフネは虫に頼らず自家受粉できるので、あまり目立たなくてもいいらしいです。
虫の場合はまだ冷静に直視することができますが、猛禽類が小鳥などを食している場面などは衝撃的です。
人に当てはめることはできませんが、だからこそ自分本位に地球を作り替えていいってことはないですね。
ボントクタデ、なかなか風情があります。
釣舟草、いい名ですよね。
舟というよりも不思議な生きものに見えますが、名前からくるイメージは強烈で、今にも動き出しそうな舟を連想してしまします。
生と死が同居している世界、みんな当然のように受け入れて生きていますよね。
はい、そうですね。キツリフネの不思議なあの形を見ると、私もそう思います。
シロバナツユクサは青色のツユクサの一品種と記されているのを見かけましたが、私には詳しくは分かりません。
同じような場所で見られますから、来年もこの場所で見てみたいと思います。
確かに虫たちの生き方を観察していますと、人が学ぶべきことがたくさんありますね。
そちらは雨でしたか。
こちらは降ったり止んだりで、この程度では水不足が解消されるとは思えません。
シロバナツユクサはなかなか出会えません。
ただ1度見つけると、来年も見られることが多いですから、またここで会えたらいいです。1,4,5,6,8,10,12,15,ありがとうございます。
そうですね 太ったお腹の大きなカマキリのかあさんが沢山いました
卵を産み付けるんでしょうね
ジョロウグモ気温が高くなると活発になると言いますがあちらこちらに巣が張ってあってしばしば顔にくっつきました
しかし蜂がツリフネソウの花に潜っていくのを見て 植物の賢さに脱帽です
そちらでもツリフネソウ、満開ですか。
この花、キツリフネとちがって群れて咲くので見応えがありますよね。
もうカマキリたちも産卵をひかえているのでしょうね。
ホシホウジャクがツリフネソウの前でホバしながら吸蜜しているのを見ました。