ヤブマメ(藪豆) ふたつの生き方
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ヤブマメの花が美しい。
花びらの先端が唇のようにめくれていていて、そこが鮮やかな紫色に染まっている。
遠くから見るとチョウが舞っているようにも見える。
蔓性だから、他のものにからみついて伸びていく。
この植物はどえらいことをやってのける。
地上では普通に可愛い花を咲かせ、豆果を結ぶ。
けれども、日当たりの悪いところなどでは、地下に閉鎖花をつけ自家受粉する。
茎の一部から枝を伸し、地中で果実をつけるのだ。
この果実には1つしか種子がない。それは地上の種子よりも大きいという。
この種子は本体と同じ遺伝子、つまりクローンである。
発芽率は地上の種子が2.5%だったのに対して80%もあったという。
確実に子孫を残していく戦略だと考えられる。
公園の敷地だから掘るわけにも行かず、地下の果実を見ることができない。
写真で見ると、ちいさなジャガイモのような形をしている。
これは食することができるという。なかなか旨いと記されている。
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初めて見たような感じもしますが 自分が気が付けないんだな と思いました。
足元の控えめな野の花も しっかりと生命力が強い事も初めて知りました。
ひとつの生命が子孫を残していく為に 個々 それぞれ様々な手段があるんですね。
難しい話だなぁ・・・と思いましたが kazeさんがわかりやすく解説してくださって
よくわかりました。 クローンを作って発芽率がそんなに高くなるんですね。
地下の果実、ぜひ 見てみたいですね。
やはり2枚目が「花」の美しさをしっかりと撮られていますね。
枝豆を小っこくしたような実、これがヤブマメなんですね。花はなかなかオリジナリティーがあって可愛いですね。
し、しかし、クローンを作っちゃうんですか、こやつは!!
地下茎から次々とクローンを作るイモ類ならともかく、ちゃんとミニ枝豆作るくせに地下でも密かに子孫を残すとは!
かえすがえすもその周到なる戦略には舌を巻くどころか、素直に頭を下げます、はい。
11月に突入し、あっという間に今年もあと2ヶ月になりましたね。
ヤブマメは初めて聞き名前ですが、この種の花はよく目にしているような気がします。
地下に出来る実の話は、これまた初めて聞きました。
一度味わってみたいですね。
2枚目、特に気に入っています。
ヤブマメ、可愛らしい花ですね~
が・・クローンをつくるとは・・^^;
凄いですねぇ・・・ 植物って。
5,7枚目、小さな豆が愛らしいですね~
2枚目、美しいですね。 うっとりします・・^^
植物の世界も奥が深いですね。
土中のドラマを垣間見てみたいものです。
蔓の流れが、物語っているような。
こうして生き方を模索し、作り上げてきた歴史なのですね!
今日のasitano_kazeさんのブログを見て余計に逢いたくなりました・・・・・^^
植物は自然の中に生きているものの中では一番子孫を残す努力をしていますね・・・・・
地面の中に出来る実と聞くと『落花生』のようなものを思い浮かべてしまいます・・・・・
種から芽が出るまでに水害に遭わないと出ないものや火事にならないと芽が出ないものなどが外国にはあるようで、のほほんと暮らしている人類はいつか消滅してしまうかも知れんと思っていましたが、とうとう70億人を超しました・・・・・
どんな生き物でも子孫を残す事には凄い力を持っていますが日本人だけは少なくなりつつあるそうですね・・・・・><
1.2.3.5.7の写真いいですね~^^
コメントを読んでなるほどー!
普通は両性生殖をしていて予備にクローンがあるというわけですね。
生き残りの戦略は色々です。
地下の閉鎖花を実らせるエネルギーともっと沢山の花を付けて確率を高めるエネルギー、どちらが良いのでしょうかね?
マメ科の花は、可愛らしいです。小さなキヌサヤのような実も
素敵で、枯れても絵になって好きです。
生き伸びる為に地上と地下に二つの作戦があるなんて驚きです。
こんな小さな植物までも、自然の営みって、神秘的で緻密なもの
だなぁと感心させられました。
2,4枚目、蝶が舞うという感じ、なるほどと思いました。
これは凄い“生き様”です。
こういうのを研究すれば“雌雄の発現時期”が分かるのかなぁ。
面白い花を見せて貰いました。
1度、藪の中で見かけたことがあります。
花も少なく、通り過ぎましたが、もっと向き合って調べてみればよかった!
ふたつの生き方、そうなのですか?
植物はそれぞれ工夫した営みを続けて命を繫いでいるのですねぇ。
拝見して、改めて感動を覚えます。
トップ、2、3、ラスト、素敵です。
多分、どこかで出会われているかもしれません。
ちいさな花ですから、よほど気をつけていないと目に留まらないのではと思います。
地中の種子ですから、発芽率は当然高くなると思います。
反対に地上にできた鞘が枯れて落ちて、それが発芽するというのは大変だと思います。
2枚目、ありがとうございます。
めくれた唇の紫、とても可愛かったです。
日当たりのよくないところでは開放花があまり育たず、子孫を残すことができにくいです。
そこで、発育条件の悪い環境では地下に閉鎖花ができ果実をつくるんですね。
地中ですから当然発芽率は高くなりますね。
地上でも地下でも猛烈に繁殖する、というのではなく、ぎりぎりの選択をして生きているように思いました。
それにしても、けっしてめげない根性のかたまりのようなやつには違いありません。
地下で実を結び、そこから種を出して発芽するというのすごいと思います。
ただ、これは地上で日光を得にくい条件のときに多く見られるらしいです。
いい環境にあるものは地上にたくさん花を咲かせてちいさな鞘の中に種子を作る、という生き方をします。
2,3,ありがとうございます。
ちいさくてとても愛らしい花です。
5,7,ありがとうございます。
2の紫の唇がちょっと、粋ですよね。
外見の可愛らしさとはかかわりなく、地中では泥臭い果実を作って確実に繁殖しようとしています。
可愛い花を咲かせますが、やることはなかなか強烈ですよね。
はい、私も地中を掘ってのぞいてみたくなりました。
こうした生き方もこれまでさんざん模索して選び取ってきた道なんでしょうね。
落花生もすごいですよね。
地中に実を増やすというのは発芽が確実にできるということですよね。
人類は地球上でもっとも威張って生きているようですが、天変地異があると、生き残るのは植物の方だと思います。
1,2,3,5,7,ありがとうございます。
置かれた環境によって異なるようです。
日当たりのよいところでは開放花として鞘付きの実をつけます。
日の差さないようなところでは閉鎖花を主につけて繁殖にそなえるようです。
どちらがよいかは分かりませんが、その比率はそのときに状況によって変化するようです。
撮り鳥のときの足下の藪などで見られたかもしれませんね。
生きているということはそして子孫を残すということは身体の大きさや美しさなど一切関係ないのですね。
2,4,ありがとうございます。
ちょっと可愛いチョウに見えました。
なかなかやりますよね。
地下ではできる実には1この種子しかないですが、しかし発芽率が高いといいます。
藪に覆われたようなところは日陰になって発育がしにくいですから、そうした場所では地下にクローンの種子をつくるといいます。
とにかく、子孫を残すということが至上命令なんですね。
そうですね。この花もたくさん咲いていれば目に入りますが、ちいさいですから素通りすることも多いです。
地上の花は可憐で実もかわいいです。
けれど地中の実はまったくちがった様相をしていますね。
写真でしか見たことがないですけど。
トップ、2,3、ラスト、ありがとうございます。
今夏庭に豆らしい葉がチダケサシに絡まっているので
なんだろうとそのままにしておくと
薄紫の花が咲き、エンドウもできました。
調べるとヤブマメでした。
地上豆を鳥が運んだのでしょうか?
来年はもっと増えるかもしれませんね。
ヤブマメの花が庭で見られたのですね。
植えた覚えがないのに花がみられるというのは楽しく嬉しいことですね。
地中に実をつける場合は日当たりがよくない悪環境下でよく起こるらしいです。
来年、どうなるか楽しみですね。
たくさん増えたら、地中を掘ってみて閉鎖花による実があるかどうか調べてみるのも面白いですね。
そのときは是非UPしてみせてください。