クチナシ(梔子) クマバチ(熊蜂)の盗蜜
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クチナシの花にクマバチが来ている。
まず花の中央にある棒のような雌しべにとまる。
そこから花びらの裏に顔を突っ込み、やがて下の方へのしのしと下りていく。
お得意の盗蜜をしているようだ。
別の場所では、ちいさなアブが雌しべによじのぼって花粉をなめている。
クチナシはよい香りを漂わせる。
匂いがつよくなるのは夜間であるらしい。
受粉のしごとをするスズメガを呼び寄せるためのようである。
他方、オオスカシバは昼間よくやって来る。
卵を産みつけるためである。
クチナシはオオスカシバの食草なのである。
さまざまな虫たちがこの花へやって来て、それぞれのドラマが繰り広げられる。
<盗蜜とは>
クマバチは身体がおおきく距の奥にある蜜のところまでいけない場合が多い。
そんなときには、蜜の溜まっているところへ口吻をぐさりと突き刺して盗み取る。
花は受粉のしごとをしてもらうために蜜を与えるが、盗蜜は文字通りただ取りされるため一方的に被害をこうむることになる。
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クマバチは受粉の仕事をせずに、密だけ吸うとは
なかなかしたたかなハチですね。
まあ体が大きくて奥まで顔を突っ込めないので
仕方ありませんな。
これだけ昆虫を呼び寄せるとはクチナシの蜜は美味しいんでしょうね。
あのいい香りですもの、クマバチさんだって身体が大きくても我慢は出来ませんね。
知恵を絞って蜜をゲットするのですね。
そうですか、蜜壷が何処にあるのか知っているのですね。賢いなぁ~!
それを観察しているkazeさん、さすがです。
3,4,5枚目、突き刺していますねぇ。すごいショットです。
7枚目も素敵です。
植物に限らず『共存共生』もあれば『寄生』もあるので片一方だけが得する事もありますね~
でも何となく熊蜂が盗蜜した時に花が揺れで花粉が散って受粉する事もあるって少しだけ思いたいですね・・・・・^^
1.4.7.9の写真いいですね~^^
トップのクマバチ、迫力ありますね~
盗蜜の話は 前にもkazeさんのブログで見たことがあるような気がしますが
あれはなんの花のときでしたっけ・・?
植物も、虫たちも 生きていくためにいろいろな知恵を持っているのですね。
いつも感心します・・^^
4,5,7 いいですね~
クチナシの甘い香りが漂ってきそうです♪
う~ん、やはりクマバチはやることのスケールが違いますね。ブスッと刺してダイレクトに蜜を盗っちゃうわけですね。
クチナシはオオスカシバの食草でしたか。さすがによくご存知ですね。
あの強い香りはスズメガ用ですか。まったく自然の仕組みはうまくできてますねえ。ほんとに感心します。
盗蜜という行為、初めてしりました。
なかなかの仕業ですね。受粉に協力しないとは・・・
いろんな人がいるようにいろんな虫の生態があるのですね。
実に面白いクマバチの生態を知りました。
マクロの醍醐味!
クチナシにとってはありがたくない盗蜜!
傷がつきますものね~
でも 真っ暗な闇にぼ~っと浮かび上がる白いお花の香りに惹きつけられる夜の虫にとっては この上ないご馳走ですね~
我が家のクチナシは オオスカシバの幼虫だらけで葉っぱが無残です~
薬を撒く気にもなれないので 見つけると取り除いていますが・・・
それでもいいと思っています。
今 何輪か咲いています。
こう見ると最後のアブでは花も上機嫌で、クマが来たら悲鳴を上げているようです。
クチナシの白い花がもう咲きましたか?
どことなく南国の香りなんですよね^^
さあ、どんな虫に会えるか楽しみです。
手の内が良く分かりました。
同業者じゃないけど愛着と同情を呼びました。
3,4,5枚目、“良い仕事してますねぇ、良い仕事には良い道具がありますねぇ”素晴らしいです。
身体が大きくて蜜のところへ行けませんから、そういう手段をとるしか仕方ないんですね。
クチナシの花はよく匂いますよね。
とくに夜間に強く香るそうです。
受粉のしごとをしてくれるスズメガ(夜行性)を呼んでいるんですね。
どこに蜜があるのか、ちゃんと知っているんですね。
まっしぐらにそこへ向かっていきます。
そして鋭い口吻をぐさっと突き刺します。
3,4,5、そして7、ありがとうございます。
shizenkazeさんのおっしゃるとおり、ひょっとして受粉に貢献していることがありかもしれません。確率は低いと思いますが。
それというのも、花粉まみれになっているクマバチを見たからです。
1,4,7、9、ありがとうございます。
クマバチを撮るときにはほとんど盗蜜していることが多いです。
大きな体をして、ちいさな花にもやってきます。
そんな時は間違いなく盗蜜していますね。
4,5,7、ありがとうございます。
クチナシの香り、いいですよね。
嗅覚の鈍い私でもこの香りはよくわかります。
はい、花にやって来たと思ったら、まっしぐらに下へ降りて、ブスリですから。
オオスカシバの幼虫に食い荒らされるという話を聞いたことがあります。
夜間になると匂いがきつくなるといいます。
スズメガちゃんを呼んでいるんですね。
ほんと、よくできています。
人の世も様々ですが、虫の世界もいろいろですね。
クマバチは身体が大きいですから、盗蜜をしないと生きていけないです。
そこらが人とは違うところでしょうか。
年寄りを狙うオレオレサギなんか許せません。
あはは、オオスカシバの幼虫にたかられているんですね。
これは大食漢ですから、放っておくとたちまち食い荒らされるでしょう。
そんな話を耳にしたことがあります。
薬品はあまり使いたくないですが、幼虫をとりのぞくのも大変なことですね。
はい、それぞれに知恵と工夫をこらして生きていますね。
クマちゃんはまだ可愛い方だと思います。
クチナシが最も嫌がるのはオオスカシバの幼虫に葉をことごとく食べられることですね。
はい、何せクマバチは身体が大きいもので。
これをやらないと生きていけないのですよ。
クマちゃんはもこもこして愛嬌があります。
3,4,5、ありがとうございます。
ハクモクレンの花に似ていて一寸厚い花びらですが クマンバチがこうやって蜜を盗んでいるとは・・・
余り此方の花には虫が来ないようです
夕方になると確かに香りが強くなりますね
クチナシは挿し木で増えるのですが 何故か毎年失敗しています
もう諦めました
ここの花にはクマバチが長いこと飛び交っていました。
夜行性のスズメガを呼ぶために匂いをきつくしているらしいです。
挿し木で増やせるのですか。
何かコツがあるのでしょうね。きっと。