イイギリ(飯桐) 残り物に福あり
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高木である。高い所から房状にぶらさがった果実は目を惹く。
葉は大きくてキリ(桐)に似ている。この葉にご飯を包んだところから名付けられた。
この実が好きで、まだ熟れないときから撮っていた。
やがて橙色になり今は真っ赤に染まっている。
この時期、様々な木の実がなっている。
鳥たちはより取り見取りの食べ放題である。
おいしい果実はどんどん食べられていく。
イイギリの果実は冬を迎えるまで残っている。
鳥たちにとっては栄養価も低くて美味しくないらしい。
つまり、売れ残りというわけである。
ところがこの売れ残り商品は保存性が高い。
鳥に食べ残された木の実は腐って落ちるが、イイギリはいつまでも品質を維持できるのだ。
周りに木の実がなくなる頃、鳥たちはイイギリの実へやってくる。
飢えをしのぐ保存食のような物である。
こうして鳥たちに種子を散布させるのがイイギリの賢い戦法というわけである。
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そのうちにそのうちにといっている間に何年か経ってしまいました。
最後は黒くなってしまうんですよね~
赤いブドウみたいで可愛いですよね。
青い空に真っ赤な果実 いいですね~
そうなんですかぁ~緑、茶、赤と変わって黒へ~
kazeさんの話は面白いです。
売れ残り~には笑ってしまいましたぁ~
それでも保存食として役に立っているのですもの。
かわいいですね。
私も最近、たわわに赤い実をつけたこの木を見つけて・・
つい先日、名前が判ったところでした^^
実はあまり美味ではないのですね^^;
そういえば私が見上げた時も、ちょっとカラスがいたくらいだったかな
イイギリの戦略・・これまた感心するばかりです。
保存食ですか、なるほど♪
緑色の実は初めて見ました。若い初々しさが漂っていますね♪
大空に赤いたわわな実・・その知恵を知って拝見すると
なおいっそう、悠々堂々と、強さを感じました♪
あはは、もう何年にもわたっているのですか。
ぼつぼつUPしてあげないと、フォルダの片隅で絵が泣いていますよ(笑)
高木ですから、下の方と梢の方とでは果実の感じが違いますね。
青空にも似合います。
植物も子孫を残すためにはいろいろな知恵を働かせているのですね。
長いことかかって進化の過程でそうした生き方を身につけていくんですから、すごいです。
この実もなかなか絵になります。
高い木ですから、下から見上げて撮るしかないですけど。
栄養価がさほどなくて、うま味も落ちるのでしょうね。
他の木と差別化をはかるためにわざわざそうした作りになっているというところが面白いです。
緑の果実、初々しかったです。
大きな木ですからたくさんの果実をつけています。
ヒヨちゃんなどがあちこちに運んでくれるでしょう。
でもこんな高木が庭に芽生えたとしても、ちょっと育てられませんよね。
イイギリは実を不味くする(=エネルギーが少なく済む)かわりに長持ちさせることで子孫を残すことにしたんですね。
それならそもそも実を作るのを遅らせたら?とも思いますがこんどは媒介昆虫と開花の時期のことがあるのでしょうね。
ほんとにそうですよね。
知れば知るほど、複雑巧妙な世界が垣間見えてきます。
現時点での生き方がその植物にとって最良のかたちなんでしょうね。
でも、絶えずよりよい姿を求めて少しずつ変化しているのでしょうね。
名前の由来は・・・ご飯をつつんだ・・って知りませんでした。
たくさん実っています。
5枚目、ありがとうございます。これはてっぺんの実です。
保存食としていつまでも残っているというのは、餌の乏しくなる冬場、鳥さんにとってはありがたいですよね。
美味しくないことよりも飢えを満たすことが優先されますから。
賢い木ですよね。
なるほど!うん!うん!と独り言を云いながら、記事とみなさんのコメントを読んでいます。
そして、実を付けた美しい姿の画像を堪能させてもらいました(^O^)/
3,4,5枚目、好きな絵です。
鳥にとっても美味しい、不味いはあるのでしょうね(笑)
ハナミズキの実は終わっても、まだピラカンサが残っています。
真冬には贅沢を言ってられなくなるのでしょう。
↓ のキビタキ、胸からお腹にかけて黄色が鮮やかで、
とてもきれいなオスでしたね^^
青い実から、完熟までを並べて居ますと、見応え有りますね、
たわわに枝垂れた実、本当に、野鳥で無くても、
美味しそうだわ
こんなに沢山、ぶら下がるイイギリの実は始めて見ます
可愛いですね、青い空に似合います
青空に映えて美しいですね。
鳥さんもちょっと前までは、虫、虫がいなくなるといよいよ実に群がるようになりますね。
イイギリは鳥さんの非常食ですか、不味いけれど日持ちがする、
人にとっての乾パンのようなものかしら・・・^^
緑、茶、赤、そして黒くなって干しブドウのように変わっていくイイギリ、
冬が厳しくなっての鳥さんの命綱なのですね。
お互いそのことをちゃんと知っているのでしょうね。
イイギリも最初食べてもらえなくても、後で鳥さんたちがやって来るのを知ってのんびり待っているんでしょうね。
中には始めから食べている鳥もいます。たいてい食いしん坊のヒヨドリですけど(笑)
3,4,5枚目、ありがとうございます。
自然の仕組みはほんとうにすばらしいですよね。持ちつ持たれつで。
互いに都合よくできています。
こうした仕組みが人間界にももっともっとほしいものです。
栄養価が少ないそうですから、淡泊で美味しくはないのでしょうね。
ピラカンサは実に弱い毒があるから、鳥は大量には食べないらしいです。
そうした知恵もイイギリと似ていますね。
キビタキ、きれいな色合いでした。
ホバリングは見事なものでした。うろたえて、ファインダーを持っていくのが間に合いませんでした。
もう1度会いたいと待っていましたが、その後出てきてはくれませんでした。
一見、うまそうに見えますね。
でも、栄養価が乏しくて鳥さんにはあまり喜ばれないらしいです。
でも、他に食べ物がなくなれば、やって来ますよね。
長いことかかって進化の道をたどって獲得した知恵なんでしょうね。
高い所にたくさん房をさげている赤い果実はなかなか美しいです。
ここの木はとても大きくて、見上げると赤い模様がいちめんに青空の中で輝いていました。
当分、ぶらさがって餌のなくなる頃にやって来る鳥を待っているんでしょうね。
赤い実は青空にとても似合います。
鳥にもちゃんと分かっているんですね。
そりゃ動物性のタンパク質がとれる虫がいちばんのご馳走でしょうね。
でも、それが得にくくなると、次は美味しい果実。
それもなくなると、残っている果実。
生きていくということはそういうことなんでしょうね。