ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋) 恋の行方
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去年も小石川植物園でツマグロヒョウモンの追いかけっこを撮った。
あのときは2頭ではなくて横やりが入って4頭が入り乱れた格好だった。
今回はふたりきりである。
着かず離れず、恋の逃避行といった感じであてもなくさまよう。
時折地面に降りる。ふたり横並びになる。愛のささやきを交わし合う。
けれどまだ交尾には至らない。
舞い上がり、もつれ合い、追いつ追われつ。
私はカメラを構えて大股で足早に後を追う。
再び地上へ。その後ろ姿は艶めかしい。
雄が近寄る。けれど雌はまだ色よい返事をくれない。
この追いかけ合いに私が付き合って10分くらいたっただろうか。
小暗い林の下に舞い降りた雌は雄に背を向けて、お尻をやや上方へ向けた。
スジグロシロチョウの場合はお尻を直角に上げることで、交尾拒否の体勢を示す。
ツマグロヒョウモンはどうなのだろうか。
これだけ誘っていながら拒否するというのはおかしいように思われる。
と、意を決したように雄が飛び上がった。
そのまま上昇し、やがて敢然と飛び去ったのである。
何がいけなかったのか。ふたりの気持ちが私には分からない。
あれだけ熱い語らいを見せながら交尾には至らず、恋の成就はならなかった。
男女の仲はチョウといえども難しいものである。
何が悪かったのでしょう?
去年 ツマグロヒョウモンの雌が産卵するところに出くわしました~
ほんとうにスミレの葉ばかり狙って産卵していました。
我が家の鉢植えのスミレの葉は その幼虫に食べつくされてしまいました。
でもその幼虫たち かなりいたのですが いつの間にかいなくなってしまいましたが どこへ行ったのでしょう?
仲良しですね、♀、♂同時に撮影出来るなんて!凄いわ、
我が家の庭のツマグロヒョウモン来ますが、何時も、
別々です、アララ、必死で美しいゾ!って!舞踊りしたのに、、
無駄になったの?お疲れ様、疲れたでしょう、
女性は星の数程、居ますから、又、挑戦して~
チョウチョの気持ち、どうなんでしょうね?
一度チョウチョになって聞いてみたいものです♪
そういえばこのコの交尾拒否スタイルって見たことないですね・・・
結局雄はバイバイしちゃったのですか^^;
チョウチョの世界にもいろいろとありますね~^^
それにしてもツマグロヒョウモンの数の多さには驚きです。。
本当に素晴らしい写真だと思います。。。
蝶さんの都合も色々あるんでしょうね。
恋の語らいも 伝わらなかったんですね。。。
こんな素敵な写真 撮ってみたいです。
なにか邪魔者の気配をオスは感じたのかも?
すみませ~ん^^
いや、違いますよね?
きっとしっくりいかなかったのでしょう。
でもまたしても素敵な光景に出遭われたのですね。
先日森林公園でツマグロだと思って撮っていた蝶が
調べていたらクモガタヒョウモンでした♪
私は植物分類標本園 のトウフジウツギにたくさん来るものを毎年撮っているんですよ。
まだこのような求愛は撮ったことがありませんが・・・
スクロールしてみていくと、ストーリーを感じます。
悲恋に終わったからでしょうか、哀愁のようなものを感じました。
美しい哀愁に帯びた世界を見せていただき、ありがとうございます。
メスのほうが華やかな翅の印象です。
二匹の蝶ががもつれ合って飛んでいるところを見ると、
撮ってみたいと思いますが、あちらこちらへひらひらと移るので、
こんな風にきれいにピントが合うのはほんとに難しいです。
さすがです!
でも、asitano_kazeさんもきっとあちこち後を追いかけられたのでしょうね^^
あ、おはようございます。
雌もつれないですねえ・・こんなに「好きだよ」って言われているのに。なぜなのかなあ・・・男前とかあるんだろうか・・
この動きのあるお写真、すごいですね。びっくりです。
面白いもの、見せていただきました。
ツマグロヒョウモンは庭でもよく飛び交う蝶で、交尾も見かけたこともありますが、
このように仲良さそうな行動をした後、雌の交尾拒否とは、不思議で、不可解ですね。
蝶の雌は一度交尾をしたものは、再び交尾しないとか聞きますが、それなら、早く交尾拒否してあげればいいものを・・・なんて、思いましたぁ~
仲良さそうな雄と雌、交尾拒否での幕切れ、お話を読んでいるようなasitano_kazeさんの爽やかな写真で、楽しませていただきました。
これで2年連続で「男はつらいよ」版を撮ってしまいました。
ハッピーエンドの物語を撮ってみたいものです。
スミレの葉が食草なのでしょうね。
幼虫は、そのまた上位の虫か鳥にやられたのではないでしょうか。
別々の場合は飛んでいるところはなかなか撮りづらいです。
でもこうしたラブラブ状態だと、スピードも遅いし、何より無警戒ですから撮りやすいです。
雄は振られることは慣れていると思います。
ですから人間の男のように気落ちすることはないでしょう。
私はなんとかうまくいってほしかったとちょっとがっかりしましたけど。
はい、ほんとに聞きたいです。
あそこまでは気に入っていたんだけど、あの時のあの仕草、物言いが私の心をだめにしてしまったのよね、というところを(笑)
ツマグロヒョウモン、南方系のチョウは強いですね。勢力をぐんぐん拡大しているようです。
2頭でふらふらと飛んでいる場合は、撮りやすいです。
この日はお天気がよくてSSも上がり、動きものもぶれることはありませんでした。
すべてはメスの気持ち次第ですから、何かが気に入らなかったのでしょうね。
1頭で飛んでいるチョウはなかなか思うように撮れません。
2頭がラブラブの場合は夢中になっていますから、撮りやすいです。
ツマグロヒョウモンは数が増えましたね。温暖化の影響でしょうね。
ツマグロヒョウモン、数が多いですね。
勢力を拡大しているように思えます。
人もそうですがチョウも熱々なときには警戒心がなくて、撮り放題です。
1頭のときにはそうはいきませんけど。
2頭で行動しているときは、まずカメラマンのことなど眼中になくて無警戒の状態です。
ですから、ある程度近づいても逃げることはないです。
相性がよくなかったのでしょうか。未だに原因がつかめません。
ヒョウモンにもいくつか種類があるんですね。
ツマグロばかり出会っています。
私はチョウを撮ろうという目的は全くなくて、花を撮っていてチョウに出会って撮るという感じです。
今回は分類標本園の中を歩いていて、出くわしました。
トウフジウツギには確かにたくさんのツマグロヒョウモンが来ていますね。
去年も撮ったのですが、やはり交尾には至りませんでした。
撮っていてちょっと切なくなりました。
チョウの世界にもいろいろと事情があるのでしょうね。
男女の深淵をのぞいたような気分でした。
ツマグロヒョウモンに限って言えば、美しい方がメスなんですね。
2頭でひらひら舞っているのは1頭を撮るのよりもはるかに撮りやすいです。
スピードが緩いですし、こちらに警戒心をもつゆとりがないですから。
急ぎ足で追えるていどのスピードでした。
rosa-buenavista さんの腕なら100-400で楽勝だと思います。
今回はマクロしかもってなかったので150mmで撮りました。
メスだって、いい感じで寄り添っていたんですよ。
舞っているときだって、決して逃げている感じではなく、ともに楽しんでいる雰囲気でした。
でも、まあやはり男女の仲はうかがい知れないものがありますね。
もつれるように舞っていましたから、さほどスピードがなくて、何とか撮れました。
そうなんですよ。てっきり結ばれるものと思っていましたら、だめでした。
飛び方をみていますと、むしろメスの方が誘っているような感じに思えたのですが。
まあ、何かが気に入らなかったのでしょうね。
うちもモンシロチョウ君やスジグロシロチョウ君でこの様な行動を見て来ましたが、なかなかもってチョウ君の世界も難しい様ですね。
その様子、飛翔とまさに素晴らしくとらえられていると思います。
2頭のチョウがもつれ合っているときは、意外に撮りやすいものですね。
動きが緩めで無警戒ですから近づけます。
連写で撮れば、何とかいけるようです。
その艶めかしい姿をずっと追っていましたが、ついに結ばれることはありませんでした。
まあ、ふたりの問題ですからどうしようもないのですが、ちょっと切なくなりました。