ダイシャクシギ その剱のような嘴
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およそ2ヶ月ぶりに谷津干潟へ出向く。
シギチが来ているという情報を得たからである。
しかしながらここは広大であり、期待はさほどもてない。
中央の川筋に多くの鳥が集まりやすいのである。
そこまではあまりに距離があり過ぎて、私の機材では霞んだような画像しか得られない。
そうなると、デジスコがやはり有利であろう。
最近どこへ行ってもデジスコ派がとみに目立つ。
たしかに画像がきれいだし、写せる距離は1眼レフの比ではない。
しかしすでに私はデジスコに挑戦して、破れている。
あんな機動力のないものは扱えない。
と見限ったのであるが、見限られたのは私の方であろう。
この日はもう少しで干潮になる時刻に着いた。前日、潮見表で調べておいたのである。
手前の方は潮が引いていてカニの潮吹きが盛んに見られる。
シギチは思った通り遠いところにいる。手前にいるのはヒドリガモたちである。
サンニッパに2倍のエクステンダーを装着。
撮れないことはない距離である。ホウロクシギとダイシャクシギがいる。
わくわくする。もうちょっと近くへ来い来い。そうだ、もっともっと。
ダイシャクシギが寄ってきてくれた。うん、この子はとてもいい子だ。
あの長い長い剱のような嘴を何度も差し込んで餌をさぐっている。
自分の持ち物であるだけに自在に動かしている。なかなかの剱の使い手とみた。
すかさず何枚か撮る。露出を確認して、また撮る。次々に撮りまくる。
ところが突然舞い上がり大きな翼を広げて飛んでいってしまう。
かなりゆっくりとした動作だったので流し撮りをすることができた。
その後別の場所でも出会ったが、ここより近くで見ることはなかった。
これからも出会う機会があると思うので、次回にはもっとクリアに撮りたいものである。
見返り美人のコがかわいい♪ 足が長くてスタイルが良いのですね。
海の光まじりの色が、きれいです。
シギの嘴、すごいですね。きみかる、長い菜箸でもあつかいにくいのに、シギはちゃんとカニさんGET!!
シギの飛びたつところは、いつもステキですね。望遠でとられるのですよね。
エクステンダーとかデジスコ、あとでググってみます。
羽を広げた姿、雄大でいいですね。だから鳥さんになって空を飛びたいと思ってしまうのかもしれません。
邪魔になったりしないのでしょうか。
でもこの長い嘴がダイシャクシギさんには生きていくうえで必要なものなのでしょうね。
立ったまま、エサを取れるとか・・・。
珍しい鳥さん、見せていただいてありがとう♪
すごい嘴でしょう。菜箸級のシギはたくさんいますが、これほど長い嘴のシギは数がすくないです。
私が使っているは300mm単焦点レンズです。300mmではどうしようもないので、それを2倍にしてしまうエクステンダーという特殊なレンズをつけます。
これで焦点距離が600mmになります。
でもAFのスピードも落ちるし、明るさも落ちるし、画質も低下します。
それが少しも邪魔になっていないのです。
よくよく観察していますと、毛繕いをするときもあの長い嘴を器用に使って
とても上手にやっていました。
これだけの長さがあれば、それだけ深いところにいる獲物を漁ることができますから。
ダイシャクシギ ホウロクシギの大きさに びっくりしたものです。
シギチは地味だけどすごく素敵な模様で とっても魅力的な水鳥さんたちだと思っています。
羽根を広げた時の翼の下やお腹周りの白さがとってもきれいですね。
また 観に行きたくなってきました~
次回も期待してしまいます。
そうでしたか。干潟にいかれたことがおありなんですね。
それじゃここのことはよくご存じで。
もっと近くに来てくれると撮れるのですが、遠いところだとなかなか撮れません。
鳥たちとの付き合いは“待ち”の勝負だとおっしゃっていましたが、この写真もかなり時間をかけていますか?
デジスコですが、フィールドスコープを手に入れて、これから本格的に
取り組むつもりですが、試しに鳥を標的にして狙ってみましたが、瞬間
的な動きについていけません。こんな使い勝手では先が思いやられま
す。アドバイスがあったらお願いします。
撤退した者に何も言う資格はありませんが。
うまい人は飛びものも撮っておられますけど、一般的には止まりものを撮ると考えた方がよさそうです。
遠くのものが撮れる代わりにピント合わせをきっちりやらないとブレてしまいますね。
できるだけ早く目標の鳥をファインダーに入れ、ピントをすばやく合わせる。
そうすれば、行けると思います。
私が挫折したのは飛びものを撮る難しさを痛感したからです。
ダイシャクシギ君、来ている情報は得ているのですが、仕事ばかりで干潟に行けないのが全く困った物です。
ホウロクシギ君は先日いたのですが、やはり一緒にダイシャクシギ君とチュウシャクシギ君もそろっているとうれしい物ですね。
お写真の中では特に3枚目がうちの好みですね。
うちが撮るとしたら、やはりこのような感じになるのかなと言う感じがしました。
また、デジスコに関してですが、うちも何回か考えたことがありましたが、やはりおっしゃる通りに機動力に全く欠けると言う感じがして、最初から一眼路線に進みました。
デジスコは実際使ったことがないので、何とも言えないのですが、フィールドスコープで見る映像は確かに明るくきれいですが、その接眼部にカメラを押しつけると言うのが今一歩ですし、そのカメラもコンパクトカメラが主流、画像的に一眼に叶うわけもないと考えました。
やはり全てにおいて一眼ではと思っています。
金額が高いのと重いのが欠点かも知れませんが・・・。
この時期は毎日のようにでも干潟に行きたいのですが、仕事あっての趣味、どうにもなりませんが、早く干潟に行きたい物です。
シギチがよしの88さんの大砲レンズを待ってますよ。
種類も数もかなり増えてきています。
私のレンズではちょっと届かないことが多いです。
デジスコはどちらかのようです。
うまく使いこなしている人と、ピント合わせに苛々してそれでも仕方なく使っている人と。
つまり辛抱して修行を積めば、かなり使い物になりそうです。
もっとも私は使う気はさらにないですが。
そうなんです。
ここからさらに中央寄りにたくさん集まっています。
で、私はそんなときは双眼鏡でただのぞいてみています。
たまに集団で移動しますから、その時がチャンスで、私もいっしょに動いて撮影にそなえます。