カワセミ 小粒の宝石
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カワセミに取り憑かれている鳥撮り人は多い。
明けても暮れてもカワセミを追っておられる。
そのひたむきさにカワセミもちゃんと応えるからえらい。
これでは一旦沼に入れた足を洗うことは不可能であろう。
幸いといおうか不幸であるといおうか、私はカワセミの沼にははまっていない(その代わりメジロ沼にはまっている)。
じっくりと腰を落ち着けて撮ることのできない私は待つことに堪えられず
結局ホバリングも見ることが少なく、その場を立ち去ることが多い。
その華麗な飛びものを撮りたいのは山々なのに
けれど私にはその腕も辛抱もなくて、通りすがりに止まりものを撮っているにすぎない。
そんなジレンマに抗して、今回は小さな宝石というテーマでカワセミを捉えてみた。
この鳥の本来の自然な姿を表現したいと思ったからだ。
周りの状況をできるだけ取り入れてみることにした。
そうすると必然的にカワセミは小さな姿となった。
これまで主人公はできるだけ大きく撮ってきた。
寄れるだけ寄った。
やむなく小さく撮れたものはトリミングで大きくした。
しかし今回その考えは捨てることにした。
画像が小さくてもカワセミの美しさは負けていないと考えたからである。
もともとカワセミはちいさいのだ。
体長17cm。スズメが14cm。
しかし嘴の長さが5cmあるから、実際の体の大きさはスズメと同程度である。
頭から背へかけてのコバルトブルー。お腹のオレンジ。長くて黒いくちばし。
顎の下と頬の白。赤い足。
そられがひとつとなって、人々を驚嘆させる美しさとなっている。
私はまだ駆け出しで自分の撮影スタイルを確立できていない。
今度のカワセミ撮りは大げさにいえば私にとって新しい試みである。
大きな画面の中でちいさなカワセミが小粒の宝石となり得るのか。
存分に辛口にご批評いただきたい。
コバルトブル-の後ろ姿にオレンジのお腹、赤い足がなんとも可愛い。
不釣り合いなほどの大きな嘴が精悍さを加えます。
何度見ても飽きない鳥ですね。
見るのは朝も未だ暗い時と午後も3時を回ってからで、
なかなか撮れないでいます。
コンクリート護岸のみで木がないのも困りものです・・・。
水面スレスレの超高速巡航ミサイル飛行を暫くは観察だけです(^^;
どれもasitano_kazeさんの狙い通り存在感のあるそして綺麗な写真に仕上がってますね。
例え600mmでも今より大きく撮りたいと思うのが人の気持ち。
しかし、鳥と自然を考えると適度に鳥を小さくした方が自然との共存が理解できる。
野鳥なので、人工物を入れないのが普通ですが、私はそれでも頑張って生きる姿が好きですよ。
更に大きく、更にきれいに、なかなか難しいことです。
ただ、カワセミ君は何故かしら、意識的に大きく撮らなくてもまわりの風景とうまくとけ込んで、なおかつ、存在感のある画になるように思います。
それだけに撮影スタイルと言うのが重要になるのかなと思いますが、うちの場合もそこまでは殆ど意識していません。
うちの場合はいる鳥君たち全てが対象ですし、難しいところです。
一番最後のお写真、特に素晴らしいですね。
難しい被写体だと思います。
鳥を小さく写すのは難しいです。
小さくても存在感がなくては、絵として生きませんしね!
さらなるレベルアップのために、Webサイズではなく、
1200pixel以上での鑑賞を前提に挑戦してみてくださいね!
求められるものが高くなりますので、厳しいですよ!
人工物に止まった鳥さんを仕方なしに撮ると、これがくっきりとよく撮れているんですね。
スズメやハト、ヒヨドリなどの身近な鳥さんは人工物でも違和感まったくありません。
Webサイズをクリックして大きく表示できるようにしたいと思っていますが
そのやり方を知らないです。
エキサイトのはてなを見ても載っていないようですし。
技術的に難しいのでしょうか。
それではちっとも難しくはないですね。
今度挑戦してみます。
以前ビルダーのソフトを使ってホームページやってたときには
画像にリンクをはったりしていたものですから。
htmlタグをどうするのかなと思っていました。
友達にメジロの方が好きだという人もいますから人それぞれで良いのでは・・・私もまだ鳥撮りのスタイルができていないんです。
好きな鳥さんは人それぞれですよね。
さくらさんはもっと高度な意味で鳥撮りスタイルのことをおっしゃってる。
私のはごく低次元レベルのことを言ってるんです。
三脚がいいか一脚がいいかとか。手持ちで通すかとか。
測光はどれがいいかとか。
まあすべてケースバイケースなんでしょうけど、
それはそれぞれのケースで使いこなしができているということで。
私はまだそれすらですから。先は長くて険しい道です。
やっとPCの前に座りました!
そしてこの美しいカワセミ・・・!
充分に美しいですよ~!
やはり図鑑的なえと、鳥風景的な絵とはおのずと撮り方も違うと思いますが、
一枚の絵から、物語を感じると嬉しく、また楽しくなります。
私は花の写真が多いですが、いつもそのことを考えてしまいます。
ただ私の場合は、スキルが無いから、あれこれ素敵に撮れないだけで・・・アセアセ・・・ (><;)
この小さな宝石、カワセミはどんなに小さくても、この美しさは、絵の中で光っていますよ~、それに何も小さくは感じませんよ。
素晴らしい美しさを撮られていると思います。
益々愉しみになりました。
私は時に自分の視点がぼやけてくるので、こうして皆様にコメントをいたでいて
足元を見つめ直したり遠くを見つめたりして軌道修正しております。
skimamaさんのお写真のように内面を語るような絵を撮りたいと
思ってはいるのですがなかなか。