ままごと遊び オシロイバナ
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オシロイバナは夏の日が傾きかける頃、花を開きはじめる。
夕化粧ともいわれる。
子どもの頃、オシロイバナで女の子たちがままごと遊びをしていたのを思い出す。
水色をつくったり、種をわって白い粉を手や頬に塗ったりしていた。
男の子はいっしょにまざることはなく、遠くから眺めていた。
私もその口で、妙にうらやましかったのを覚えている。
オシロイバナは薄紅、白、黄、しぼりといろんな色がある。
撮るのは難しいが、断然白がいい。
主人公の花の前や後ろに別の花をおいて
ぼけ味を楽しめるように撮ってみた。
沈む夕日を受けて赤い花がぽぅっと灯っていたのを見て
うんこれいいなと思ってシャッターを押したけど、
思うようには撮れなかった(最後から2枚目)。
苦労したのは白と黄の花(最後の写真)。
色違いのくっつきそうなふたつの花を
恋人の語らいみたいなイメージで撮りたかった。
でもそれぞれのしべにピントがなかなか合わない。
角度や場所を変えて共通のピントの位置を見いだそうと試みた。
しかしそのうち日が暮れて、撮れなくなって
ちょっと心残りのまま終了してしまった。
こんなにいろんな色があるのは気がつきませんでした。
最後の写真の雰囲気とてもステキな感じです。
花の色もまだらなのがあったなと記憶してます。
この花は強いのでしょうね。
花壇にもありますが、野草の中に混じってしっかり生きてます。
今日あるきながら野生化したオシロイバナがあちこちにあって
被写体には全く困らないほどでした。
今の子ども達は草花ではあまり遊ばないようですね。
せいぜい学校の生活科の学習で。
そうすると大きくなって花の記憶はどうなるんでしょうか。
夏の日差しのような、強烈な色ですね。
白と黄色のカップル、「暑いけど大丈夫?」「ええ、大丈夫よ」なんて?
下から2枚目のは、夕日が当たっているからなんですね。
花や葉っぱが透けていて、素敵な画像だと思います。