蝶の時間 モンシロチョウ(紋白蝶)他
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林の小径を歩いていると、モンシロチョウが横たわっている。
しゃがんで眺めると、アリがたかっている。
アリの力はすごいもので、片翅がはなれてすこしずつ運ばれていく。
三好達治の詩「土」の光景を思い浮かべる。
蟻が/蝶の羽をひいて行く/ああ/ヨットのやうだ
すぐそばのヒメジョオンの花では数頭のモンシロチョウが吸蜜している。
アカツメクサの葉の上では交尾中の恋人たちが休んでいる。
ときどきライバルの♂がやって来るが、ふたりは自分たちの世界に浸っている。
モンシロチョウの寿命は成虫になってせいぜい2,3週間といわれている。
春から秋にかけて次々と世代交代して野を飛び回る。
蝶の飛び方はトンボやセミやハチとちがって曲線的で優雅だ。
あちこちにふわふわと予測がつかぬ飛び方をする。
それこそが蝶の魅力のひとつでもある。
生きている間、モンシロチョウは何を想っているのだろう。
私は蝶ではないのでわからない。
蝶と人とでは流れる時間は異なるだろう。
何千年も生きている縄文杉とも時の流れ方はちがうだろう。
時間の長短の差はあっても、生を受けて時を過ごしているということは皆同じだ。
それぞれがそれぞれの時間を生きて、そして死を迎える。
そこに上下の差はない。
できうれば、自分も白い翅をもちアリたちに野辺を引かれていきたいと思う。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上
<5> ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)
<6> ナミアゲハ(並揚羽蝶)
<7> ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)
<8> ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
<9> キアゲハ(黄揚羽蝶)
<10> 同上
<11> 同上
<12> ミドリシジミ(緑小灰蝶)
<13> コジャノメ(小蛇目蝶)
<14> ヒカゲチョウ(日陰蝶)
<15> ムラサキシキブ(紫式部)
<16> ドクダミ(蕺)
生き物の寿命はそれぞれでも、命の重さに変わりはないですね。
様々なチョウが飛んでますね。2.3、躍動するモンシロチョウ、美しいです。
ウラナミアカやミドリシジミもいるのですね。
オカトラノオ?を吸蜜するキアゲハも見事です。
ウチワヤンマ、きちっと捉えてますね。
ラストのドクダミ、印象的です。
トンボなどと違って蝶の飛び方は計算できない動きみたいですね
まるで拳法の酔拳のような動きです~
きっと外敵からの攻撃を交わしながら悠々と飛んでいるのでしょうね・・・・・
オカトラノオが少しずつ花を咲かせ始めましたね
この花は好きなので撮りに行きたいです~
1.2.3.6.8.11.15.16の写真いいですね~♪
asitano_kazeさんの素敵な文章に魅了され・・・
モンシロチョウの寿命は、2,3週間でしたか!!
始めて知りました。
今年は、平年より温度が低く蝶に出逢うのは、少ないです。
ウラナミアカシジミ、 ミドリシジミとはなかなか出会いがありません。
どの絵も素敵です~~。
1.2.3.6.9.10.11.13.14枚目蝶達の写真好きです。
16枚目ラストのドクダミ素敵な絵ですね。
↓若鳥たち ムクドリ(椋鳥)他 楽しく拝見して癒しをいただきました。
実際、飛んでいる様子を目にしても目で追うのがやっとですから。
美しい緑の背景にも良く映えて素晴らしいです。
ムラサキシキブの花が愛らしいですね。逢ってみたいです。
今飛んでいる子たちは、数々の困難を乗り越えた子たち。
それでも、自然界は過酷で、
今日一日が無事終わるかどうかもわからない。
この子たちに「未来」という言葉は存在しないのでしょうね。
ただひたすら、その瞬間を精一杯生きている
だからこそ、想いを寄せて見つめてしまう。。
人間は、余計なものを持ちすぎているのかもしれませんね。
1~3、緑のキャンバスに白い花と蝶、美しいですねぇ。
6、ナミアゲハ、初々しい翅とお顔、やさしい絵です。
7,8、もう、トンボの季節ですか? とってもリアルな姿、ことにウチワヤンマの飛翔、すごいです。
15、ムラサキシキブの小さなお花、きれいな色が出ていますね。
ラスト、ドクダミも凛とした美しさで素敵です。
パソコンをマックに買い換えてやっと操作にも慣れてきたところです。
モニターがいいのか、画面を暗くしても
ashitano-kazeさんの写真ははっきりと見えて快適です。
蝶・蜻蛉・甲虫たちが楽しい季節ですね。
おとなしげなモンシロチョウの躍動する姿が素敵です。
ウチワヤンマは出会えるだけで快挙ですが、飛翔姿の勇ましいこと。
何種類も見つけられていて、それぞれ個性豊かな虫たちの様子ををいっぱい見せていただきました。
ブログ再開はだいぶ後になりそうですが、またよろしくお願いいたします。
この日、たくさんの蝶に出会えました。
ミドリシジミはいつもながらなかなかきれいな翅を見せてくれませんでした。
オカトラノオを撮っていましたら、キアゲハが吸蜜にやってきました。
しめしめと思いながら花から蝶へ主役を交代させて撮りました。
ウチワヤンマ、目の前を何度も行き来するので、何度も狙い、ようやく撮れました。
トンボは直線的ですがスピードあります。
チョウの動きは定まりませんが、スピードは緩やかです。
いやいや、どちらも撮りづらいのに変わりあませんね。
1,2,3,6,8,11,15,16,ありがとうございます。
返事すっかり遅くなりました。
この頃は涼やかな日々でしたが、今はもう夏の盛りです。
早朝からセミが鳴いています。
1,2,3,6,9,10,11,13,14,そして16,ありがとうございます。
ムクドリの記事もありがとうございます。
チョウが舞っている姿は魅力的ですが、なかなか撮れません。
1~3はすべて飛び立ちを撮ったもので、飛んでいる姿を狙ったわけではありません。
今日アゲハが木の葉にふらさがっていました。
ちょっと不自然だなと思ってよく見ましたら、カマキリに捕まっていました。
虫たちの世界も厳しいです。
明日をも知れぬ虫たちの暮らし、それゆにに儚くも逞しく、そして美しいです。
ベランダにタマムシがひっくり返ってもがいていました。
植木にとまらせて眺めていると、不意に飛び立ちました。
さらばさらばと颯爽と飛ぶ姿がかっこよかったです。
くよくよこせこせ、ひけらかしや嘲り、物欲に打算、人間界には様々なものが渦巻いていますね。
ハルジオンの花にモンシロチョウがたくさん来ていました。
吸蜜しているところを連写して、飛び立ちの姿を撮りました。
チョウの画のよしあしは暈けた背景が決め手のひとつです。
5や6はくっきり撮れているものの周りのものがごちゃごちゃ写っていてだめです。
鳥や虫は背景を選べませんから、難しいです。
ウチワヤンマの飛翔姿、なかなか捉えがたいです。
何度も失敗してどうにか撮れました。
マックのPC、イラストや写真など利用者が多いようですね。
モニターによって写り方がかなりちがいますよね。
私も気に入ったモニターがほしいです。
暑くなってくるとウチワヤンマの出番です。
何とか撮れてよかったです。
私もずっとお休みしていました。