池の雀たち 砂浴び談
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<1> 池のまわりに置かれているベンチ
<画像をクリックすると拡大表示されます>
近くの池で時々、カモを観察する。
その折々にスズメも撮る。
春や夏に比べると今は数がすくない。
ラストは砂浴びの場所。
5,6羽がやって来て、ここで身体を清潔にしていく。
へこんでいるのは砂浴び後の穴ぽこ。
これがいつの間にか、きちんとならされている。
これにはちょっとした話がある。そのひとを見たのは春頃のことである。
子育て中の鳥たちを観察しながら池のまわりを歩いていると、砂浴びの場所で年配の男性がしゃがんで何かやっておられる。
近くまで来て、思わず吹き出しそうになる。
男性はこの砂混じりの土をふるいにかけて、台形状の砂浴び場をつくっておられた。
その丁寧な作業ぶり。見事なまでの砂浴び場ができあがりつつある。
けれど、こんなに粉状の砂ばかりでは砂浴びに適さないのではとふと思った。
ふるいにかけて捨てられる粒子の粗い砂も、必要ではないかと。
砂浴びは砂を羽の間や全身の羽毛に飛散させて、寄生している虫などを取り除くといわれている。
ならば、様々な大きさの砂があった方がいいのではないか。
私は声をかけようとして、そのまま通り過ぎた。
精魂込めてやっておられるがご苦労さまとも言えず、細かい砂ばかりではとも話せなくて。
とまれ、池のスズメたちが愛されていることだけは確かなようである。
<2> 同上
<3> 同上
<4> 同上
<5> 同上
<6> 池の外の道路に面している植え込み
<7> 同上
<8> 同上
<9> 同上
<10> 池の木製の柵の手すり
<11> 同上
<12> 池の中の葦
<13> 池の脇の桜
<14> 池の頭上の空
<15> 池の柵のそば
スズメはどんな環境にも適応して生きてゆく術を知ってるんですね。
都会の街路樹が植えてある、ほんの少しの土に生える雑草の種子を食べているのを見たりすると、なんだかいじらしささえ感じてしまいます。
ベンチのスズメ、可愛いです。人に愛される所以の一端を体現してくれているようです。
砂場作りのおじさん、ご苦労様ですね。確かに見事な砂浴び場にできあがっています。
このくらいでちょうどよさそうですね、ふるいにかけなくとも。
都会のススメカッコイイですね。
ベンチのスズメ可愛いです。
1.2.3.4枚目が好きです。
池の外の道路に面している植え込みスズメ
8.9枚目舞の羽根の広げた所が模様が綺麗・・・
池の木製の柵の手すり10.11枚目好きです。
13 池の脇の桜2羽のスズメ、バックスタイルが可愛い。
14、池の頭上の空
この様な写真はなかなか撮れません。
砂遊びたくさんのススメが砂遊びししていますね。
大きな穴ぼこ
砂場づくられた男性の方は、ススメの砂遊びを作っていらしゃったのでしょうね~~。
ススメは賢いです。
やわらかい所で砂な遊びします。
↓とりどりに染められて モミジ(紅葉)
キンクロハジロ(金黒羽白) ちいさなちょんまげ
楽しく拝見させて頂きました。
身近な鳥なのになかなか写させてくれません・・・・・
公園にいる猫たちもスズメも生きて子孫を残すだけに今を過ごしているように思われがちですがジッと見ていると『無駄な動き』に見えることも多いですね
無駄な動きと書きましたが『生きて子孫を残す』って言う事には全く関係のない『遊び』をしているものも多いですね
私が以前見たスズメは地面の上にあった小石を銜えて木の枝に止まって下の照明器具に落としていました
見ていたら同じことを3度したのでこれは『遊び』なんだろうな~と思って笑えました・・・・・
2.3.4.7.8.10.11.13.14の写真いいですね~
何かのためにと真剣にされている人をよく見かけますが当の相手は『仕方ないから少し付き合おうかな~』くらいにしか思っていないようですね~
中には全く興味を示さないこともあるようですね・・・・・♪
我が家の菜園にも毎日スズメが遊びに来ます。
けれど鋭いセンサーを持っているのか、気配を感じたら即飛び立ちます。
kazeさんは、もしかしたら透明人間? なんて思ったりします。
1、2、4、5、凄いです。
3枚目はかわいい~!
8、9、11、14枚目もやっぱり凄いです。
メインのものを小さく撮られてもそれにピントが決まり、絵を引き締めていて
感心と感動ばかりです。
雀たち、どんな仕草も愛らしくてずっと見ていたくなります^^
青空を飛ぶときの、しゅっと翼を閉じた形はカッコイイですね~
砂浴び場所作りに凝るおじさん、ちょっと楽しくなるお話でした。
丁寧すぎる?のはともかく、スズメたちが利用してくれて何よりです。
穴のあとにそっと注ぐ日差しまでやさしく感じました^^
スズメは人間の居住区でないと生きていけないらしくて、最も身近に感じる鳥さんですね。
ですから、スズメばかりは人工物にとまろうとも一向に違和感を覚えません。
男はいったん思い込むと子どもになって熱中してしまいます。砂浴びづくりの後ろ姿も少年の清さが感じられました。
1,2,3,4,そして8,9,、ありがとうございます。
10,11,また13,14,もありがとうございます。
池のまわりを歩いていますと、様々な場面に出会います。
警戒心の強いスズメですから、思うようには撮れませんが、すこし遠くで待っていると、近づいて来るときもあり、そんなスズメちゃんにモデルになってもらっています。
↓モミジの記事、キンクロちゃんの記事、どちらもご覧下さって、ありがとうございます。
スズメの撮影は面白くていなくなるまで撮っています。
スズメが暮らしている環境によって警戒レベルの距離が違うようですが、ここまでならいけそうという距離感を保つようにしています。
カラスは遊ぶことを楽しむといわれています。それだけ食生活に余裕があるということなんでしょうね。
小鳥たちはほとんどの時間を食べるために使っているようです。
1度ならず3度も石を落とす。貴重なお話です。
2,3,4,7,8,10,11,13,14,ありがとうございます。
スズメは賢くて、パンのかけらをくれるおじいさんがいると、やって来ます。
私はその光景は撮らないので、もっぱらひとがいないときに来ているスズメが対象です。
近づきすぎると警戒して飛び立ちますから、一定以上には寄らないようにして、動きをすくなくしてしゃがんで警戒心が薄れるのを待ちます。
警戒心がうすれたら撮り始めます。
1,2,4,5,そして8,9,11,14,ありがとうございます。
そんなふうに褒めてもらってもうどうしようと思います。
着た切り雀という言葉がありますが、きわめて地味な装いです。
けれども、その仕草や表情はほんとに多彩で、見ていて飽きません。
飛んでいる姿は肉眼だと速くて確認できませんが、後で写真を見ると、かっこいい飛び方をしているなぁと思います。
この池にはごく近くにお住まいの年配の方々が集い、よもやま話をしたり、将棋を指したりしながら半日を過ごされておられます。
他に保母さんに率いられた園児たち、お母さんとちいさな子、たまにカメラマンもやって来ます。
外部のひとが立ち寄ることはほとんどないみたいです。
そんな中でスズメたちも家庭的な雰囲気で暮らしています。
雀たちも雀語で話しながら共に暮らしているのですね。
身近すぎて写しませんでしたが、眼から鱗・・・こんなにも表情のある鳥とは・・・
今度、遊んでみましょう。
雀はどこにでもいますが、そのわりには警戒心がつよく案外撮りづらいです。
雀語、できることなら学びたいものです。
最も身近な鳥さんですが、その表情の豊かさには驚かされます。
私は魅せられています。