ハナイカダ(花筏) 増え方は?
|
<1> 5月:雄花が咲く
<画像をクリックすると拡大表示されます>
春に雄花、雌花を咲かせ、やがて雌株に実をつける。
実は淡い緑から夏になると黒く熟していく。
秋に見に行ったが、まるで炭化したように干からびていた。
ハナイカダの繁殖はどうのように行われるのだろうか。ちょっと疑問がわく。
ネットで調べてみたが、よくわからなかった。
鳥に食べられて運ばれるのだろうか。
そう思ってつぶさに見てみたが、鳥に食べられたにしては干からびた実が多すぎる。
では、このまま落ちるのだろうか。それにしては、葉にしっかりと付着しているようだ。
葉とともに落ちて、枯れた葉が芽生えを助けるのだろうか。
これだけの実が葉と共に木の下に落ちたら、密度が濃くなり、無駄が多すぎる。
やはり、鳥に散布してもうのが理にかなっていると思われる。
ここの実は何らかの理由で鳥があまり食べに来なかったのではないだろうか。
どなたかご存知なら教えていただきたい。
<2> 5月:葉の中央に雌花が咲く
<3> 6月:雌株に緑の実ができる
<4> 7月:黒く色づいてきている 実は1個が普通だが、2個3個つくこともある
<5> 7月:ここのは3個できているものが珍しくなかった
<6> 7月:こんなふうにたくさんの実ができていた
<7> 8月:実の表面の瑞々しさがやや乏しい感じにみえる
<8> 8月:いよいよ水分がなくなって、これでは鳥が食べてもあまりうまくないだろう
<9> 10月:すっかり干からびている
<10> 10月:葉も黄ばんでいる
<11> 10月:炭化したようになっている
たとえが違いますが こちらの真冬の奥日光のズミの実は
やはりかなり水分が無く 干からびた感じがしますが
ウソやまだ雪の残った頃 レンジャクさんたちが食しているのは見ます。
どうやって増えるのでしょうね、気になりますね。
本当に見れば見るほど不思議な花と実です。。。
花の頃 いつか見てみたいと思います。
そういえば、思い出しました。
ツグミが渡ってきてすぐにムクの実をたべているのを見たことがあります。
この時期にはムクの実はすでに干からびたようになっています。
なぜあんな実を食べるのだろうと思ったことがあります。
ウソやレンジャクもそうなんですね。
ということはこれからも鳥に食べられる可能性があるということなんでしょうね。
いや、いいことを教えていただき、ありがとうございます。
驚きますよね。最初の出会いでは。
葉の真ん中に花が咲き実がなるのですから。
出会ってからは目が離せなくなりました。
目立たないので、知らない人はみんな通り過ぎていきますね。
私は山菜好きなんですがハナイカダも葉のまま天麩羅などにすると食べられます(私は食べた事はないです・・・)
黒くなる実も甘くなって食べられるようです
植物には繁殖と繁殖制限の本能があるので沢山実を付けるものは、実の中の少ないものが根付いてくれれば良いらしいようです・・・
ハナイカダもこのまま地面に落ちて腐るものも多いのですが腐葉土の代わりになって葉を付けたまま根を出し、芽を伸ばすものがあるようです・・・・・
鳥に食されるものもあるようですが繁殖は自然に落ちたものから芽が出るものが殆どのようです・・・・・^^
実の中の種は実が乾燥したり無くなっても長く残って生き続けるようですね・・・
考えてみれば実の中に1000個の種がある植物が全部生き延びれば大変な事になりますから・・・・・^^
植物達も生きる為に色々ですね~♪
いや、勉強になりました。
葉をつけたまま根を出して芽生えがみれるものがあるのですね。
鳥が食べているのを見たことがありません。
しかし、それはたまにそばを通るときに見るだけですから何の根拠にもなりません。
繁殖の方法がわかっただけで喉のつかえが下りたような思いです。
すっきりしました。ありがとうございました。
どうやって増えていくのかわかりませんが、
葉っぱのお皿に丁寧に乗った黒い実を
鳥さんたちが食べるのは想像に難くありません。
最後に残った実がこんな姿になるのは知りませんでした。
ハナイカダの最初から最後まで、興味深く見せていただきました。
みなさんのコメントを見ていると 繁殖の謎がだんだん解けてきましたね~
なんだか楽しいです。
こうやって ブログを通していろいろなことを教えていただけるのは ちても嬉しいですよね~
写真、そしてブログを始めて 知ったことがなんて多いことか! ^^
ハナイカダの誕生からの物語を 見せていただいたような気がします。
ハナイカダ
5月:雄花が咲く・・・毎月観察されて・・・
11月まで・・・知らない事ばかりで、
asitano_kaze さんのブログは、知識が豊富になります。
『ハナイカダ』
食用とされるのは主に『新芽』で、雌株に着く果実は、『果実酒』などにして利用されます。
食べ方
ハナイカダは昔から菜飯の素材として知られています。
ネットで調べるとのっていました。
ハナイカダ、雌雄異株で、虫が受粉させれのでしょうか?
このハナイカダはたくさん実ができていますね!!
雌雄両株とも一緒に同じところにあるのでしょうか。
実は庭の離れたところに雌雄株があって
ちっとも実がつかないもので・・・
やっぱりkazeさんですねぇ~!
きっちりと観察されて、しっかり記録されていますもの、感動します。
私も検索してしまいました^^
皆さんが書かれていることと同じようなことが記されているだけでしたが・・・!
ハナイカダは野草展示会でしか見たことがなく、
それも小さな鉢植えのものを室内で・・!?
6枚目、には驚きました。こんなに大きな木で、こんなに沢山の実がつくのですね?
思わず声が出ました。すごいですねぇ。
とても勉強になりました。
豊作だったのでしょうか?
それにしても実つきが良いです。
薬用植物園では撮ろうと思うともう無くて、寂しい限り。
鳥はいつも見ているのでちゃんと知っています。
しかし、3人も乗っては筏が風流でなくなります。笑)
こんなにたくさんの果実をつけたハナイカダは見たことがありません。
すごいです。
鳥は果肉を食べても中の種子は食べないので 有毒植物でも大丈夫なのかな~と思っていました。それでいろんなところに種子が落ちて繁殖するのですが・・・
でもこんなに干乾びてしまってはね~
ドライフルーツも美味しいのでしょうかね?
これは生でも人間は食べられるそうです。
これが全部発芽したらたいへんです~~! その辺のところは自然は実にうまくできているのでしょうね。
挿し芽でも増えそうです。
まったく植物の繁殖戦略には人智を越えるものが少なくないですね。痩せても枯れても種子はちゃんと生き残っていて、なにかの条件で芽吹くんでしょうか。
古代蓮もそうですが、かつてイギリスのプラントハンターと称される人たちが世界中から種子を採取し、何年も後に花開かせていたことを思えば、さもありなん、なんでしょうね。
それにしても花筏って粋な命名ですね。
鳥説だと思うのですが、詳しくはわかりません。
鳥に運ばれて、地にふさう物だけが生えるなんて気がしているのです。
それにしてもたくさんの実、こちらは実物が非常に少なく鳥や動物が難儀をしている秋ですが、ハナイカダの実さえ少ないのですよ。
そうですね。
葉っぱのお皿のごちそうを食べるなんて楽しそうな光景ですね。
私もこんなに遅く撮ったのは今回が初めてでからからに干からびている実がたくさん残っていたので、びっくりしました。
丁寧に見てくださってありがとうございます。
そうですよね。3人寄れば文殊の知恵といいますから、ネットのこうした集いはありがたいです。
皆さんのコメントをなるほどとうなずきながら読ませていただきました。
この植物は何から何まで風変わりでちょっと面白い存在だなと思います。
食用にできるんですってね。若いうちの葉ですか。
果実も利用できるんですね。
してみると、見る楽しみだけでなく食用にする楽しみもあるのですね。
いろいろと、勉強になります。
花も実もまったく目立ちませんが、いろいろとわかってくると面白い存在だなと思います。
雄花、雌花にそれぞれ虫が来ているのを見ました。
ここは隣同士に植樹されていました。
たいてい、そばに雄株と雌株があるようです。
とてもちいさな虫でした。
専門的なことは私にはわかりませんが、やはり近くの方が虫の行き来があるような気がしますけど。
虫にとっては同じ蜜で、雄株の花の蜜をもらったら、次は雌株のをなんてことはないような気がします。
この木はそばを歩いていても、ほとんど気づかないです。
なにせ目立ちませんから。花も実も。
公園などへ出かけられる折がありましたら、管理事務所などで、ハナイカダがあるかどうかたずねてみられるとよいと思います。
けっこう植樹されています。
1度出会えれば、しめたものですから。
木はそんなに大きくはないです。せいぜい2mくらいの高さです。
出会えるといいですね。
この木はとても気に入っていまして、鳥撮りや花撮りの際によく撮ります。
風があると、ちいさいので揺れますから、観察だけで撮影はあきらめます。
10月にもなると、ほんと干しブドウみたいになっちゃっていますね。
はやく熟れますから、この時期はもう水分が抜けちゃっていますね。
薬用植物園の実は鳥が食べたんでしょうね。
そうなんです。なかにぽつんと3人乗りがあるのはいいですけど、どれもこれも船頭が2,3人乗っていたのでは、うまく舵がとれないですよね。
ここのは毎年見ていますが、いつもこんなふうにたくさん実をつけています。
場所によってちがいますね。
実付きがいいので、ブログに載せるのはここのが多いです。
ここまでひどくはなかったのですが、やはりからからになったムクの実を渡ってきたばかりのツグミの群れが食べているのを見たことがあります。
お腹を空かせていたのでしょうか。
そうですね。自分の周りで子どもが増えすぎたら、困りますよね。
どんな技を使ってでも、命をつないでいくのだと思います。
大賀蓮などその生命力は驚異的ですよね。
皆さんのコメントを読みながら、さまざまに思い返して、そういえば他のところは(このフィールド以外に3つの場所で撮っていますが)、実がひとつもないことに気づきました。
あれほどなっていたのに、実がないということはやはり鳥に食べられたと考えるのが妥当かなとも思っています。
はい、いい名前ですよね。命名者はきっと風流なお人だと思います。
春先も夏もおかしな陽気でしたから、植物たちへのダメージは計り知れないものがあったのでしょうね。
虫たちも例年になく少なくてさびしい思いをしました。
実物がすくないと、イノシシやクマなどはほんとうに困りますよね。
鳥は翼がありますから、きっと大移動すると思います。
この異常気象が人間が引き起こしているとすれば、野生動物たちはまったくえらい迷惑なことだと思います。